高岡駅停留場【富山県】(万葉線高岡軌道線。2014年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
富山県西部の中心都市である高岡市の中心市街地、あいの風とやま鉄道線、JR線(氷見線・城端線)が集結する高岡駅の北口駅ビル1階に位置する万葉線の起点駅、
高岡駅停留場 (たかおかえきていりゅうじょう。Takaoka Station Station) です。
 
尚、写真は2014年撮影で古いです(熊本駅の旧駅ビルが写っています)。
現在は電停周辺の状況が変化しています。ご了承下さい。
 
また、2008年、駅ビルに乗り入れる以前の高岡駅前停留場時代にも訪問しています。
当時の電停の様子は簡易版にてUP予定です。
 
 
駅名  
高岡駅停留場 (駅番号なし)        
(※) 記事内にて「高岡駅電停」と表記することがあります。      
 
所在地    
富山県高岡市               
   
路線  
万葉線(旧・加越能鉄道):高岡軌道線【愛称・万葉線】  
  
隣の停留場  
六渡寺方・越ノ潟方……末広町停留場                  
  
乗換可能駅  
あいの風とやま鉄道:あいの風とやま鉄道線……高岡駅まで徒歩5分  
JR西日本:氷見線城端線…………………………高岡駅まで徒歩5分  
  
訪問・撮影時  
2014年7月  
 
 

現在の高岡駅電停は、高岡駅古城公園口(北口)にある駅ビルの1階にあります。
駅ビル2階と駅前広場地下は商業施設「クルン高岡」が入居しています。
古城公園口には駅前広場があり、バスターミナルとタクシー乗り場がありますが、以前は駅前広場内に高岡駅前電停がありました。但し、高岡駅から少し離れていたため、路線を少し延伸して新設した駅ビル1階にホームを移設しました。
写真は南方向を望む。
 
 

古城公園口駅前です。駅ビル2階デッキより北北東を望む。
駅前は市街地で、奥に延びる駅前通り(中央を万葉線が通っています)沿いには商店街が形成されています。駅前にはビジネスホテルも多いです。
約800m北東(右方向)には古城公園(高岡城址)があります。
また、後方にある高岡駅橋上駅舎は南北自由通路を兼ねていて、南側へ抜けられます。
南側は区画整理された街並みが広がっていますが、北口より商店は少ないです。
 
 

駅ビル1階東側より西を望む。
右が駅前広場、左が南北自由通路の階段・上下方向エスカレーターです。
左奥が万葉線の高岡駅停留場方面です。駅前広場から段差なく移動できます。高岡駅停留場はバリアフリーに対応しています。
また、電停手前の左側には橋上階行きのエレベーターが設置されていて、万葉線とあいの風とやま鉄道線・JR氷見線・JR城端線との乗換経路もバリアフリー化されています。
右手の階段とESは地下街「クルン高岡」に通じています。地下街を経由して駅前広場北側へ抜けられます。
 
 

駅ビル1階を西へ進むと電停にたどり着きます。
通路はフラットで、スロープすらありません。点字ブロックも完備しています。
万葉線電車は車内収受方式であるため、改札口がありません。
尚、万葉線はICカードが利用できませんのでご注意下さい。
左手に橋上駅舎へのエレベーターが、後方の橋上階行き階段前にトイレと多機能トイレがあります。
 
 

高岡駅停留場は頭端式ホーム2面2線で、東西方向にホームが延びています。
右から1番のりば、線路、2番のりば・3番のりば、線路の順です。
1番のりばと2番のりばは線路を共用していて、線路両側にホームがある形です。
いずれも下り六渡寺・越ノ潟方面です。
ホーム有効長は連接車1編成分で、ホーム高さは超低床車の床面とほぼ同一で、ほぼ段差なく乗降が可能です。
ホーム全体が駅ビル内にあるため、ほぼ100%雨に濡れる心配がありません。
その駅ビル天井からは各ホームにLED式の発車標が吊り下げられています。裏面は駅名標になっています(後述)。
また、1番のりばに面した右側には空調完備の大きな待合室があります。
写真は六渡寺方・越ノ潟方を望む。
 
 

 

上写真は2・3番のりばより、下写真は1番のりばより、いずれも終端方を望む。
左から1番のりば~3番のりばの順です。1番のりばの左側には待合室があります。
各ホームには終端方に向けて発車標が吊り下げられていますが、その背面(こちら側)は駅名標になっています。
また、前方には各線路の車止めがあり、その先で各ホームが繋がっています。
そしてホーム端から前方へ進むと駅外または「あいの風とやま鉄道線」・JR線の高岡駅方面です。
高岡駅前停留場時代と違い、雨に濡れずに乗換が可能になったことが大きいです。
 
 

 

六渡寺方・越ノ潟方を望む。
上写真はホーム端より、下写真は駅ビルの2階デッキより撮影。
発車後、すぐに右へカーブして駅ビルを出ます。その後は単線になり、駅前広場内を走行して高岡駅前電停跡を通過しますが、駅前広場内に踏切があります(遮断機なし)。その後は駅前広場を出て沿道に商店街が形成されている駅前通りの中央部を北北西へ走り、末広町停留場へと至ります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2002年、2008年、2014年 (2002年と2008年は高岡駅前電停時代の訪問)           
 
高岡駅停留場になってから下車(乗車)したのは2014年の一度きりです。電停があいの風とやま鉄道・JRの駅に接近したため、乗換が楽になりました。
  
鉄路のみで (ルートは一例です) 
東京から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。北陸新幹線(新高岡)城端線。高岡駅北口へ。 
大阪から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。サンダーバード(敦賀)北陸新幹線(新高岡)城端線。
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり (駅ビル内に「セブン-イレブン」あり)   
飲食チェーン店・・・なし      
  
東京、大阪とも到達難易度はさほど高くありません。万葉線を乗り鉄の際は、高岡駅電停ですぐ乗車したり立ち去ったりせず、ぜひ一度は電停も観察してみて下さい!
 
(参考:万葉線のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)