「父ちゃん、今回の『母ちゃんクイズ』の解答締切時間になったよう❗️みなさんからのご解答の集計結果は出たかえ?」


「出たよ」


「ならば正解発表としよう♪」


「今回の母ちゃんからの問題は以下の通りです」


問題

「以下の写真を見てこの車両の形式を答えよ❗️」


「それでは第1ヒントをお出ししましょう」


第1ヒント


「滝の上をこの車両が横切っていきます」

第1ヒントの解説


「ここは龍門の瀧(栃木県那須烏山市)です。高さ20m•幅65mのこの滝は那珂川水系である江川にあり、大蛇が棲むという言い伝えからその名が付いたと伝えられています。滝の上を横切る列車はJR東日本•烏山線です」

第2ヒント


「この車両の車内に表示されている路線図の下には七福神のイラストが描かれています。ついでだから路線図の駅名もチラ見せしましょう。ちなみにこの路線でしか走っていない車両ですが、同じような設計思想に基づく車両は他の地域の一部でも走っています」


第2ヒントの解説


「車両内部に貼られている烏山線の路線図です。烏山線は栃木県塩谷郡高根沢町にあるJR東日本東北本線(宇都宮線)宝積寺駅を起点として下野花岡•仁井田•鴻野山•大金•小塙•滝•烏山の7駅があり、それぞれの駅に七福神が割り当てられています。宝積寺大金など縁起の良い駅名を含めて烏山線の七福神巡りに訪れる方もいるようです。なお、烏山線を走る車両は蓄電池方式の電車EV-E301系という形式です。この車両は直流電源に対応した車両で終点の烏山駅停車中に線路上にある充電ゾーンで車両の蓄電池に充電した蓄電池からの電気を車両の動力や照明•空調などに使用する新しいシステムで、一部東北本線宇都宮駅まで直通する列車もあり、その時は東北本線内においてパンタグラフを上げて走行中に架線から電気を取り入れて走行します。同じようなシステムで交流電源に対応するEV-E801系秋田県秋田駅から奥羽本線を走行して追分駅から男鹿線に乗り入れて活躍しています。烏山線も男鹿線も非電化路線で以前は気動車で運転されていましたが、路線距離が短いことから新しい技術の蓄電池式電車での運転に変わっています。JR九州ではこれに先駆けてBEC819系が筑豊本線や香椎線で活躍しています」


第3ヒント


「この車両が所属する車両基地の電報略号です」


「◯◯ゾーン?•••この車両には必要不可欠な施設なのです」


第3ヒントの解説

「写真の『宮ヤマというのはJR東日本大宮支社•小山車両センター所属であることを表しています。JR各社の車両には国鉄時代の伝統(?)で車両に所属基地を示す電報略号(電略)が表記されているので、旅先などで列車を利用した時には車体側面裾の端に注目してみるのも楽しいのではないでしょうか?ただ、特急型車両は側面ではなく連結面の妻面に表記されているので確認しづらいです。近年では転落防止幌が取り付けられているので尚更見えづらくなっています。もう1枚の写真の◯◯ゾーンは充電ゾーンで、烏山駅での撮影です」




「今回は全員正解でしたよう♪ご解答コメントありがとうございました❗️」