あー、苦しい。本当に毎日が苦しい。一歩ずつでも進もうと思っていても、その歩みの遅いことイライラします。何か新しいことがわかったりすれば楽しくはなります。が、その喜びも一瞬。こんなこともやりたい、あんなこともやりたいと妄想は広がるんですが。自分にはもうダメかな、と諦めた方がいいんじゃないかという気持ちもあることはあります。

 

と、また横道にそれる前に表題の件だけ解決しときましょう。黒く塗りました。ペイントイットブラックというやつですね。ダイソーのナチュラルペイント。昔はもっと量が大きいのがあったような。質は上がったかもしれないけれど。

 

乾いたので、水がこぼれるのを防止するために付けていたプラスチック袋も外してテンダーに載せてみました。白が残ってるし、部分的に接着が完全でない所がまだありますが。一番下にダイソーの薄いケント紙を敷いて、その上に納豆パックなどの破片が載っています。木工用ボンド流した跡が結構汚く残ってますね。

 

プラ製品で一体整形された石炭の表現と同じぐらいですかね(プラレールぐらいのクオリティということです)、という評価はちょっと贔屓目過ぎますね。実物の写真がどっかにあったので、それと見比べたら、納豆パックをハサミで切った粒じゃ大き過ぎるようです。あの細かさなら、卵の殻をミキサーにかける方が近づくような。卵の殻も少しまぶしたりはしたんですが。思い切りが足りなかったです。卵の殻、相変わらず溜めてます。

 

他に何に使えるんだろう、納豆パック。ボールペンで溶けるんで、岩とか石畳とかに使えるというのは良く知られた技ですね。レイアウトが出来て、しかも仕上げ段階にならないと使い道がない。現状では使えたとしてどれくらい必要なのかも決められないので、ただ貯まる一方なのがこれまた辛い。こんな安い納豆は遺伝子組み換え大豆なんだろうし、そういうフードファディズム系の動画とか見ちゃってまた気分が滅入る。

 

石炭はこれで諦めるのか。他に蒸気機関車は無い、いや、皆んな大好き有井さんがありました(マイクロエースと箱にはありますが)。あっちのプラモ制作と改造はどうするつもりだ。そう緊急ではないだろう。あっちは戦後型にするのだろうし。ネタ的にはCなのにBしか動輪が無いショーティーSLってどういう発想なんでしょうね。石炭で何回か試すとなると、C59の本体整備から外れて周辺のストラクチャー作りみたいなのに向かっていってしまいますね。石炭置き場とか。あ、そういうこともあってか、TMS関係の古い雑誌、大量に入手したんですよ。小学生時代なので、あんまり記憶がないですが、TMS特集というのは後日関連記事を集めた編集本という扱いなんでしたっけ。やたら古い特集を買ったら、文字が小さ過ぎた。本誌の方も懐かしさもあって、自分が昔少ない小遣いで買った覚えのある号を含む年のやつをあの特製バインダー入りで買おうかとも思ったけど、それも含む大量な冊数の出品があって、またお金を投げ捨ててしまいました(おいおい、それでお前はいいのか?)。いやいや、他にも物欲衝動買いやってるくせに(上の写真にメルクリンの切り替え機みたいな奴とか黒い電気製品がある)。特製バインダー入り1975年12冊分。そうやって買ったり、国会図書館とかに出かけていって、複写したり、メモ取りながら読んでいくのも手間かかるかなと。

 

あーあ。並べてみたら、こんなにありました(床が恐ろしく汚い)。置き場所整理するために、昨日は各部屋の配置替えやりました。2年ぶりくらいに全部に人が通れる道が開通しました。

 

自分が昔買った号はすぐに分かります。表紙の写真で。千葉県民としては京成スカイライナー(初代)の号は買わないわけにはいかなかったし、流線型の蒸気も憧れましたね。1975年が左下でそこから年代が上がって、降りて来て2010年代、真ん中が2020年代。隙間は抜けのある年があるってことです(おそらく遺品整理品で持ち主さんが仕事の都合か何かで遠ざかっていた時期なんでしょう)。

 

パラパラ見ると、結構役に立つ記事多いので困ります。471系だったかな、交直の急行型の制作記事もあって床下とか詳しい資料が載ってましたし。ストラクチャー系で1/80の寸法書いてあるのとか、新製品紹介でも例えば架線柱の詳細サイズまで写真に文字入れして載せてたり、何というか「作る」を前提にして編集されてるのがすごいなと。

 

斜め読みして印象に残るのが、当時の値段が今の大人の感覚だと「安い」ってことです。小学生には出来ない遊びだったんだなと。そこでせめてもの車両作りをやっていた、というのが私の鉄道模型入門だったということです。黄色い「レイアウトモデリング」、あれは買ってました。あともう1冊ブルーの表紙のレイアウト本を買ったかと(模型屋にあった古いやつで1975年の広告には出ていない)。プラモのジオラマの延長でレイアウト記事を眺めてたんでしょうけど当然、中身を理解するには至ってなかったわけです。小学校の図書館にあった確か誠文堂新光社の四角い本のうち、黒とピンクのやつを夢中になって読んでましたね(題名忘れましたが)。