リゾート21に乗りました③展望車編 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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②の続き

 

 

 展望席

 

中間車でも十分楽しめるとは言いつつも、リゾート21には両先頭車に展望席があります。

 

自由席なので最前列は特に争奪戦となりますが、2列目以降も展望が楽しめるようにシアター式で階段があります。
バリアフリーを意識しなくても良い時代だからこそ出来たものですが、安全上この階段部分には立つのは禁止です。
クロスシートですが、さすがにリクライニングはしません。


現存しているものだと名鉄1000系のパノラマスーパーに近いですが、あちらは運転席が客室よりあって、運転の様子が見えませんが、2100系では運転する様子も見学できます。

今回は伊豆急下田からキンメ電車に乗車して、途中で伊東で下車、後続の黒船電車に乗りました。



伊豆急下田から乗車したのはキンメ電車です。

運転士の方が乗車する際、深々と客室にお辞儀をした後に着席したのが印象的でした。
 

海側は窓側が全部埋まっていたので、空いていた山側の最前列に座りました。

最前列よりも海側が人気なのは伊豆急行らしいです。

 

運転機器もだいぶ古く、ガラスにも汚れがこびり付いているなど年季が入っています。

 

 


運転動作を見るのも飽きませんが、海が間近なので景色も飽きません。
古い列車なのでブレーキを掛けると空気が入ったときの『プシュー』というのが聞こえるのがレトロですが、いかにも電車らしくて男性の心をくすぐると思います。

 


色々な対向列車とすれ違います。
 

この線区では一番新しいサフィール踊り子との離合。

 

 

サフィールにも展望席はありますが、リゾート21は展望席に特化してるので景色を楽しみたいっていうのであればリゾート21を強く推します。

特に前面展望はシアター式なのでリゾート21に軍配は上がります。

 


伊豆高原駅ではJR209系改造車、アロハ電車ともすれ違いました。


30分後に黒船電車が充当されていたので伊東で下車します。

 

伊東発の熱海行とJR伊東線で完結するのに車両は伊豆急行、間合い運用とは言え、両社の関係性が深いのがよく分かります。

 

黒船電車の展望車もモケットや車内案内表示器が少し違います。

昔ながらのモケットの方が子供の頃にも乗ったことがある私にとっては懐かしく思いました。
 

大きな違いは窓の支柱が無くなったので、より展望を楽しめます。
 

途中駅では先程乗ったキンメ電車とすれ違いました。
 

夕焼けと海がとても綺麗でした。

 


特急車両が普通列車に転用されるのを除けば、リゾート21は最も豪華な普通列車で乗り得列車に間違いないです。

毎日運行の観光列車とも言えるものなので、乗ってみる価値は大いにあります。

 

昔は普通電車のほとんどがリゾート21でしたが、老朽化に伴って廃車も進んでおり、現在の2編成も海の間近を走ることから劣化は進んでいるでしょうし、いつ引退してもおかしくはないと思います。

 

今のうちに乗っておくべき列車の1つだと思います。

なお、検査のため一般車両で運転されることもあるので、乗る前には伊豆急行のHPで必ず運行情報をご確認ください。

 

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