ここからはバスの旅。気仙沼線BRTに乗車。

 

 

柳津からは気仙沼線BRTに乗車。

 

もと鉄道路線を舗装した専用道路を進みます。

 

元気仙沼線はトンネルが非常に多い線形のため、長大トンネルが多いです。BRTとしては定時制は保てそうですが、このトンネルの維持も相当な金額になると想像します。

 

ところどころで対向バスとすれ違います。ルールがどうなっているのか、反対車線で退避したり、信号があったりなかったり、興味深い所です。

 

途中の陸前戸倉駅で専用道路から一般道である国道45号に入ります。専用道路経由の便と一般道経由のバスが設定されているようですが、どう使い分けているのでしょうか?

 

一般道からBRT専用道路を見ます。

 

海が見えてきました。

 

ここから南三陸町志津川市内に入りますが、コンクリートで固められた要塞の様をなしています。

 

右手に震災遺構である「ブライダルパレス高野会館」が見えてきました。この建物の最上階まで津波に飲まれましたが、300名以上の生存者が助かったそうです。

 

左手には「南三陸旧防災対策庁舎」が見えてきます。こちらは建物全体が津波に飲まれ、多数の犠牲者が出たとのこと。

 

やがて高台に移設されたJR志津川駅が見えてきました。再開発された一角で、道の駅的にも使用されています。ここで柳津から乗車した乗客(7-8名程度)はほとんど下車、代わりに数人の高校生が乗車しました。

 

高台に移転した志津川町の主要部をBRTは辿ります。このあたり鉄道にはない利便性ですが、どうしても所用時間は伸びてしまいます。先ほど志津川から乗車した高校生がばらばらと下車していきます。街が全面的に新しい建物ばかりなのが印象的でした。

 

途中のバス停でBRTと交換。

 

小さな漁港が見えますが、設備はどこも新しいです。

 

志津川から約1時間程度で、大谷海岸駅に到着。ここで一時下車します。

 

続く。