今月16日(土)のダイヤ変更より賢島において観光特急「しまかぜ」が3本並ぶようになり、1番のりば以外の特急ホームを「しまかぜ」が数時間独占するため「凄いことになったな」って思ってしまいましたがその反面他の特急車は肩身の狭い思いをしているように感じられ、「しまかぜ優遇も考えものだな」とも思ってしまいました。最大2本並びだった頃は「しまかぜ」と23000系伊勢志摩ライナーが各2本ずつ並ぶこともあり、青・黄・赤の3色並びを見ることも出来たので見所がありました。


(2022.1.7 近鉄四日市にて撮影)

 「しまかぜ」は近鉄名古屋・京都・大阪難波の各駅と賢島を各1往復ずつ運行していますが名古屋〜賢島間の列車は木曜日が原則運休日になっているため特急券購入時は気を付ける必要があり、駅や沿線で撮影する時も運休日に気を付けないと一日が無駄になってしまいます。ただ近鉄特急はバリエーション豊富なので「しまかぜ」の運休日でも十分楽しむことが出来、30周年を迎えた伊勢志摩ライナーなど見所のある車両が沢山います。


(2022.1.7 近鉄四日市にて撮影)

 近鉄名古屋〜賢島間で運行される「しまかぜ」は甲特急が停車する津を通過し、逆に甲特急の大半が通過する近鉄四日市に停車するのでそこも見所の一つですが一目で他の特急車より格が上って感じられる車両が甲特急通過駅に停車している姿は違和感があり、11周年の今も慣れません。下り賢島行き(7011レ)は近鉄名古屋を10:25に発車し、賢島には12:27に到着しますが名古屋で発車前に流れるメロディー(真珠)が他の駅とは異なるロングバージョンで、1日に1回しか流れないため貴重です。