ポポンデッタ 東京急行電鉄 初代5000系 大井町線仕様 5両セット のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

初の製品化であった5200系に次いで、ポポンデッタより5000系が製品化

 

正式な製品名では「東急電鉄旧5000系 大井町線仕様」となっていますが、やはり「東京急行」の「初代5000系」と書きたいものです。

 

こちらは先行する形で、約20年ほど前に発売(!)された文字通りハイグレードなTOMIX製品が存在しており、その出来に何処まで迫れるか…?

 

そんなところに注目しながらレビュー的なものです。

 

 

パッケージ

 

スリーブはポポンデッタ製品ではお馴染みの赤

 

 

商品名

 

大人の事情でしょうがないのは理解しますが、やはり東京急行の5000系だよなと思いながらw

 

 

横から

 

赤い箱は商品棚に入れた時に目立つメリットはありそうです。

 

 

裏側に実車解説文

 

5200系の時は完全に撮り忘れてました…orz

 

 

下部には側面イラストとポポンデッタの英語表記ロゴ

 

東急電鉄商品化承諾済…です!(重要

 

 

開封

 

 

取説

 

 

上部には実車解説と写真

 

実車の写真が製品仕様と外れているのは仕様…というか、この頃も出してほしいですねぇ

 

 

セット内容は5000系の各セット共通で、3編成とも同じもの

 

 

裏側にはポポンデッタ製品ではお馴染みのクロス

 

大分ストックが溜まってきました(笑)

 

 

車両の方

 

5200系と同様に、最大両数が入るウレタンを用意する形態

 

目蒲線の場合はたった3両分しか活用しないのですねw

 

 

東急マークの関係もあってか、パーツ多数だった5200系とは変わり

 

5000系は室内灯の取付足のみ

 

5200系と同様に透明仕様で目立たないものです。

 

 

それでは車両を見ていきましょう。

 

大井町方先頭車のデハ5015号車

 

 

前面周り

 

表記の印刷は45運行二子玉川園

 

相変わらず運番幕が窓に直印刷で…orz

 

 

TOMIXとは異なり、前面Hゴムは車体側の造形

 

個人的にはこの方が実車に近くて好きであります。

 

 

鼻筋はもうちょっとハッキリしていた方が、それっぽい雰囲気になったかなと…

 

実車以上に丸っこいかな?という印象です。

 

 

側面周り

 

 

乗務員扉下部のメッシュ部分?の表現が細かく凄い部分

 

エンド表記や東京急行電鉄の銘板など、細かい部分も流石です。

 

 

側面窓の部分

 

戸袋窓の部分が銀サッシの形態になっており「あれ???譲渡後の後天的改造を参考にしてる?」と思っていたのですが、どうやら1967年頃に更新された中期更新車の先頭車という形態

 

漁った資料で更新時期の特定がまだ出来ていないのですが、デハ5015号車に関してはこの改造で間違いないようです。

 

 

妻面側から

 

資料の問題からか、こちら側の検査表記や銘板は省略

 

 

 

床下周り

 

手持ちの資料を見る限り問題なさそうで、一体成型の濃厚な床下機器は見ていて楽しいです。

 

 

台車はTS-301

 

模型的にもこちらは5200系と共用で、前面側に来る台車には排障器がちゃんとあります。

 

 

ライトのONOFFスイッチは床下機器の合間に

 

今回も時代考証的に急行灯は光らず、純粋に前照灯と尾灯の点灯有無になります。

 

 

妻面側の車端部はスペーサー付き

 

TNカプラー化する時は、ここを外さねばなりません

 

 

屋根周り

 

パンタグラフ周りの絶縁塗料を製品状態で再現するのは、非常に感動する部分

 

 

ベンチレーターは別パーツでした。

 

 

車内を眺めてみます。

 

座席パーツの塗り分けはポポンデッタ製品の標準仕様で大変素晴らしい部分

 

 

5200系と同様に運転台周りも再現

 

もしかしたらパーツが5200系と共用かも?

 

 

続いて大井町方から2両目のサハ5373号車

 

 

先頭車に次いで、初お披露目となる5000系の付随車です。

 

 

こちらは戸袋窓をサッシ化していない更新形態

 

こちらの方が見慣れている姿です。

 

 

下り方から

 

表記が充実している分、妻面が寂しく見えるのでアップデートしたいところではあります。

 

 

屋根周り

 

ちょっと汚しを入れてやると、もっと格好良くなるでしょうか

 

 

大井町方から3両目のデハ5115号車

 

 

こちらも戸袋窓は未更新の形態で再現

 

 

パンタグラフ周りの配管は幌枠の下に消えていく、昭和の電車で多めのスタイル

 

今の電車よりも処理がキレイに感じますね。

 

 

先行する5200系に含まれるデハ5117号車は上部に雨どいが無い形態を再現

 

対してこちらは標準的な雨どいの形態をしっかりと再現

 

この作り分けをやっていたのは幸いでした。

 

 

大井町方から4両目のサハ5375号車

 

こちらは2両目のサハ5373号車と同じ仕様です。

 

 

二子玉川園・つきみ野方先頭車のデハ5016号車

 

 

前面の配管類は奇数車としっかりと作り分け

 

 

パンタグラフ周りの配管もしっかりと下り方に

 

配管は一体成型ですが、個人的にはこの方が好みかもしれません

 

 

めちゃくちゃ大変ですが分解しまして

 

動力ユニットは下り方の先頭車に設定

 

 

動力車のONOFFスイッチは車内に装備

 

割と原始的方法でした。

 

 

 

動力車の床下表現はこんな感じ

 

制約があるとはいえ、立体化があって悪くはなさそうです。

 

兎にも角にも外すのが本当に面倒です。。。

 

 

ということで、ポポンデッタ 東京急行電鉄 初代5000系 大井町線仕様 5両セット のレビュー的なものを書いてみるでした!

 

先頭車の窓サッシを見て非常に焦りましたが、中期更新車の形態と考えると問題ないようなので一安心でした。

 

先行するTOMIX製品が如何せん凄く…という部分はあるものの、これはこれでしっかりと東急5000系だと思うので、何よりも比較的入手しやすい製品が出てくれたことを大変喜ばしく思います。

 

 

青ガエルを湯たんぽと一緒に並べて

 

 

5200系と5000系を同一のメーカーで楽しめるのは、ポポンデッタ製品の特権

 

 

車体長の差をNゲージで味わえるとは夢にも思わず

 

 

昭和の電車を令和に素敵な完成品で楽しめるようになり、大変ありがたい限りです。

 

残りの目蒲線と東横線仕様を待ちながら、とりあえず5200系と一緒に田園都市線になってもらうことにしましょう。