みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消した、敦賀から先の「北陸本線」。


全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。




ただいま「北鉄(北陸鉄道)内灘駅(石川県河北郡内灘町)」。金沢に到着してからこの「浅野川線」に乗り鉄していたのでした。


前回、乗り鉄した9年前にはなかった「東京メトロ日比谷線」からやって来た新型車両が導入され、一気に変わった雰囲気も楽しめた道中でした。



ではここからは、後面展望で金沢に戻ります。グーグル地図より。

軽やかに響くモーター音には、まるで違う路線に乗っているかのような感覚になります。内灘→粟ヶ崎間。


そして、粟ヶ崎→蚊爪(かがつめ)間。

日本海につながる、汽水湖の「河北潟」に続く「大野川」を、遠慮がちに渡る様子は金沢ゆきも同じ。しかし、変わった読み方の地名だと印象に残ります。


浅野川線は全線、単線の路線。ですので、おのずから行き違いが必要になります。

その設備が唯一設けられているのが、この「三ツ屋駅」。もう金沢市内に戻っています。
住宅地がびっしりの沿線、徐々に車内も人が増えて来ました。



あれ、反対側の内灘ゆきにはオレンジの帯がありません。
あえて東京時代の姿にしているのでしょうか。

駅の東側(画像右側)には「浅野川」が並走しています。「浅野川線」はそういったことから路線の名称はつけられています。


浅野川は、市内に入ると有名な「ひがし茶屋街」のすぐ近くを流れます。金沢を代表する観光名所、やはり風情があります。出典①。



「北鉄金沢駅」に戻って来たのは、11時15分を少し過ぎた頃でした。列車は折り返し、30分発内灘ゆきに。日中は30分おきですので、2本の列車が行き交っていることがわかります。


いや、先ほども触れましたが、走っている車両

が異なるだけで、以前に乗り鉄した時とはまったく印象が違います。


これも、乗り鉄の楽しみなのだなと感じた浅野川線の小旅行でした。



地上に出て来ますと、もてなしドームの真下にはたくさんの観光客の姿。

殊に、外国人と思しき人の多さたるや。昼が混み合う前に食事をしておきたいものですが。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「フリー百科事典Wikipedia#東山ひがし」)