旭川駅【北海道】(函館本線、宗谷本線、富良野線、石北本線。2014年~2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
北海道中央部上川地方、北海道第2の都市である旭川市の中心市街地に位置する函館本線と宗谷本線、富良野線の接続駅で、石北本線列車も乗り入れており、2010年には高架化されて近未来的な道北の玄関口として君臨している、
旭川駅 (あさひかわえき。Asahikawa Station) です。
 
尚、写真は2017年以前に撮影したもので、古いです。
現在は状況が変化している部分も見られます。ご了承下さい。
  
  
駅名  
旭川駅 (A 28)    
 
所在地  
北海道旭川市     
 
乗車可能路線  
JR北海道:函館本線宗谷本線、(石北本線列車)、富良野線    
 
隣の駅  
函館本線  
札幌方・函館方……近文駅  
  
宗谷本線(石北本線)  
稚内方・網走方……旭川四条駅  
  
富良野線  
富良野方……………神楽岡駅  
  
訪問・撮影時  
2014年6月、2015年9月、2017年6月        
 
 
駅概要  
駅形態……………高架駅(1898年開業、2010年高架化)。
駅舎………………高架下1階。東西に改札口あり。
出入口……………東西中央の南側、北側にあります。
バリアフリー……○(出入口に段差なし。改札内跨線橋にエレベーター併設)。
点字ブロック……各出入口~各改札~各ホーム間に設置。
駅前広場…………○(南北にロータリー・タクシー乗り場あり。

                            バスターミナルは北口のみ)。
 
 

 

正面口に相当する北口です。上写真は2014年、西出入口前より南を望む。下写真は2015年、東出入口前より西を望む。
高架下1階に駅舎があり、3ヶ所(東、中央、西)の出入口があります。
西側にあったJR北海道系の旭川ステーションホテルは閉店・解体され、2014年の時点で工事中でしたが、翌2015年には「イオンモール旭川駅前」と「JRイン旭川」が一体になった複合施設がオープンしていました。
また、東側にはバスターミナルとタクシー・一般車用のロータリーが、西側には歩行者用の広場が、それぞれ整備されています。
 
 

 

北口駅前です。上写真は2015年、西出入口前より北を望む。下写真は2014年、中央出入口前より北を望む。
西側のイオンモール前広場ではイベントが度々行われています(上写真)。
駅北側は旭川市の中心市街地で、商店街も形成されていますが、郊外のロードサイド店などに押されて衰退し、複数あった百貨店(丸井今井、西武)も閉店して空洞化が進行しています。
駅前に「イオンモール旭川駅前」ができましたが、果たしてどれだけ中心市街地が活性化するでしょうか…。
 
 

南口です。西出入口前より北東を望む。
地平駅時代は南側に車庫があり、すぐ南を忠別川が流れているため、南口がありませんでしたが、高架化により南口が開設され、南側から列車を利用できるようになったほか、南北間の通り抜けも容易になりました。
東出入口前に小さなロータリー(タクシー乗り場あり、バス停留所なし)があるほかは、富良野線ホーム跡や車庫跡を中心に忠別川を臨む公園「あさひかわ北彩都ガーデン」が整備されています。
 
 

南口駅前です。南を望む。
駅前に住宅は無く、すぐ南を石狩川の支流である忠別川が左から右へ流れています。
忠別川の対岸は神楽地区の住宅街が広がっています。富良野線の東側には神楽岡公園があり、上川神社が鎮座しています。
 
 

西改札口です。東を望む。左が北口、右が南口です。
 
駅員配置………あり(直営駅かつ管理駅)。
自動改札機……あり(4通路)。
ICカード………エリア外。但し、2024年春に導入予定(函館本線のみ)。
幅広通路………あり(左端の有人通路のみ。点字ブロック設置)。
有人通路………あり(窓口に面した左端通路)。
窓口……………あり(改札窓口、『みどりの窓口』は中央部1階にあり)。
自動券売機……あり(改札口の左手前)。
自動精算機……なし(精算窓口【改札窓口】で精算して下さい)。
トイレ…………改札内外にあり(いずれも多機能トイレ併設)。 
付帯設備………AED。
売店……………あり(改札外右側にキヨスクがあります)。  
コンビニ………西口に無し(最寄店舗は東口改札前の「セブン-イレブン」)。
 
改札内コンコースは1階では東口と繋がっていませんが、2階の乗換コンコースで繋がっています。
1階と2階乗換コンコースの間、2階と3階各ホームの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが整備されていて、バリアフリーに対応しています。
尚、いずれの経路も2階で乗換となります。
 
 

 

東改札口です。西を望む。右が北口、左が南口です。
 
概ね西改札口が左右逆転した構造で、こちらにも駅員が配置されています。
改札脇にはキヨスクではなくコンビニ「セブン-イレブン」があります。
東口側には観光案内所や駅レンタカー営業所もあります。
 
 

ホームの階段出入口側面に設置されている駅名標です。非電照式です。
従来からのJR北海道の標準デザインで、稚内方には宗谷本線と富良野線の隣駅が併記されています。
駅ナンバリング「A 28」も併記されています。
 
 

 

駅構造……高架駅(3階。西南西~東北東方向)。
配線………単式ホーム1面、島式ホーム3面、計4面7線。  
  
番線は旧駅舎があった北側ではなく、南側から付番されています。
左端(南)から3本のホームは島式ホームで、左から1番線~6番線の順、右端(北)の単式ホームは7番線です。
配線上、函館本線、宗谷本線、石北本線はどの番線にも発着可能ですが、富良野線のみは南側の1番線~3番線に限定されます。
特急列車は概ね3番線~6番線に発着します。
     
ホーム有効長……1・2番7両以下、3・4番10両分、5・6番8両分、7番は7両分  
ホームドア………なし。
ホーム幅…………全体的に広いです。
上屋(屋根)………中ほどを8.5両分の大屋根で覆っています。
        3・4番は函館方(奥)の1.5両分と稚内方(手前の)0.5両分、  
        5・6番は函館方の5mほどが大屋根からはみ出ています。
ホーム上設備……ベンチ(各ホーム)、飲料自動販売機(7番のみ有無を未確認)。
 
西口・東口とも、一旦2階コンコースへ下りてから出入口を選択する事になります。
写真は3枚とも3番線より函館本線・函館方、他の各線・終端方を望む。
 
 

4番線より函館本線・終端方、宗谷本線・稚内方、石北本線・網走方、富良野線・富良野方を望む。
右から1番線~7番線の順です。
1・3番線と5・6番線には大屋根の支柱があります。支柱は独特の形をしています。
 
 

4番線より函館本線・函館本線・函館方、他の各線・終端方を望む。
函館本線は小樽駅まで電化されています。
旭川に乗り入れる路線のうち、函館本線のみ営業電車が走っています。
 
この先、市街地を右手に見て高架区間のまま西北西へ走り、やがて右へカーブして市が地位の中を北西を進みます。そして石狩川を渡り、右手に住宅街見て地平に下ります。最後は左手に道北バスの車庫や自動車教習所を見て、近文駅へと至ります。
 
 

 

2枚とも4番線より函館本線・終端方、宗谷本線・稚内方、石北本線・網走方、富良野線・富良野方を望む。
札幌方面からの電車の営業運転は旭川までですが、旭川駅周辺高架化に関連して車両基地(旭川運転所)が宗谷本線の貨物駅である北旭川駅付近へ移転したため、宗谷本線の旭川~北旭川(新旭川~永山間)は電化されています。
また、石北本線列車は新旭川駅まで宗谷本線を走行しますが、富良野線はすぐに右へカーブして分かれます。
 
宗谷本線・石北本線はこの先、高架区間のまま市街地を東南東へ走りますが、やがて大きく左へカーブして進路を北北東に変えると、ほどなくして旭川四条駅(あさひかわよじょうえき)へと至ります。
 
一方、富良野線はこの先、高架区間のまま大きく右へカーブして、忠別川を渡ると地平区間になって右手の住宅街と左手の神楽岡公園の間を南下します。そして左側も住宅街に変わると左カーブが始まり、カーブの途中にある神楽岡駅へと至ります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2003年、2004年、2005年、2006年、2014年、2015年、2017年              
 
今まで7度下車しましたが、2017年は改札を出ていません。2000年代は地平駅で、昔ながらの雰囲気が残っていましたが、2010年代になって高架化されると駅や駅前の雰囲気が一変しました。高架化により規模は縮小されましたが、新しくて機能駅な駅へと生まれ変わりました。駅前は北口が正面口で、旭川市の中心市街地が広がっています。駅裏の南側はすぐ近くを忠別川が流れています。
 
鉄路のみで  
東京から・・・当日到達可能、日帰り往復不可。新幹線~北斗~カムイorライラック。 
大阪から・・・当日到達可能、日帰り往復不可。東海道新幹線~東京から同上。
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり (駅構内改札外および北口駅前にあります) 
飲食チェーン店・・・あり (イオンモール旭川駅前に複数店舗があります)    
  
東京、大阪とも鉄路での到達難易度が非常に高いですが、函館本線・宗谷本線・石北本線・富良野線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は旭川駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:JR北海道のHP、Google地図、Wikipedia)