前回の続き…
2023年7月22日、夏の『青春18きっぷ』を利用して、日帰りで和歌山方面へ。
紀勢本線(きのくに線区間の駅を含む)の未訪問駅を降り鉄していき、和歌山線の駅も訪問しました。
今回は後半の内容です。
「きのくに線」の全駅訪問を達成した後は、和歌山線の和歌山市内駅を中心に降りつぶしていきました。
夕方には和歌山駅へと戻り、市街地を走る紀勢本線の紀和駅と和歌山市駅を訪問して、
亀山~和歌山市間の紀勢本線全駅を制覇することができました!
夕食後は阪和線~大阪環状線とJR神戸線を乗り継いで帰宅しました。
今回の日程 2023年7月22日 (土) 【後半】
和歌山1255(和歌山線)1302千旦1326(下り普通)1328田井ノ瀬1400(上り普通)1405布施屋1436(普通)1439紀伊小倉1509(普通)1511船戸1547(下り普通)1607和歌山1610(紀勢本線)1613紀和1644(普通)1647和歌山市1728(上り普通)1735和歌山1745(徒歩)1800田中口1814(和歌山電鐵貴志川線)1817和歌山1913(阪和線→大阪環状線・紀州路快速)2043大阪2108(JR神戸線・新快速)2200加古川
【帰宅】
(1)和歌山1255(和歌山線 普通・王寺行き)1302千旦 227系2連
1両目ドア脇で立席 満席 車窓風景を眺めながら移動
和歌山駅では「きのくに線」から和歌山線に乗り換えるのですが、
和歌山線と紀勢本線(和歌山~和歌山市間)のホーム手前には
中間改札があり、自動改札機が置かれていて駅員無配置です。
『青春18きっぷ』を利用している私は改札のインターホンのカメラで
『18きっぷ』を提示して改札を通過しましたが、面倒くさいです…。
乗車した和歌山線列車はワンマン対応の227系2連で、
乗車率が高く満席でした。私は先頭車両ドア脇に陣取り景色を眺めました。
そして私は2駅目の難読駅名の千旦駅(せんだえき)で下車しました。
単式ホーム1面1線で駅舎がありません。
駅前は農村集落で、田畑が広がっています。約300m北は紀の川の河川敷です。
(2)千旦1326(和歌山線 普通・和歌山行き)1328田井ノ瀬 227系2連
1両目ドア部分で立席 立客多し 景色を眺めながら移動
今度は1駅戻ります。和歌山行き電車は立客が多く、ドア部分で立席に。
現在、和歌山口のデータイムは1時間ヘッドなので(以前は30分毎)、
本数が少ないゆえ和歌山駅に近づくと混雑することがあるようです。
下車した田井ノ瀬駅は相対式ホーム2面2線で、ホームごとに出入口があります。
王寺方面ホームに面した存在した駅舎は撤去され、
代わりにボックスカルバートを使用した簡素な待合所が置かれています。
駅前は住宅地ですが、田園も残っています。
(3)田井ノ瀬1400(和歌山線 普通・五条行き)1405布施屋 227系2連
1両目ドア脇で立席 満席 車窓風景を眺めながら移動
再び王寺方面へと移動します。
この電車は立客こそ少ないものの満席で、ドア脇で景色を見ていました。
2駅目の難読駅名・布施屋駅(ほしやえき)で下車。
単式ホーム2面2線ですが、かつては駅舎と反対側のホームが島式でした。
最近まで古い木造駅舎がありましたが、今は簡易駅舎に改築されています。
駅前は住宅地ですが、西側には田畑が残っています。
(4)布施屋1436(和歌山線 普通・粉河行き)1439紀伊小倉 227系2連
1両目で着席 3割程度の着席率 車窓を眺めながら移動
夕方が近付いてきて、区間便の運転が始まり毎時2本運転に移行しましたが、
乗車したのは区間便の粉河行きだからか、乗車率が低かったです。
紀伊小倉駅は単式ホーム1面1線で駅舎がないものの、利用客が多いため、
東側に駅前広場と無料駐輪場が設けられています。
駅周辺は田畑が広がっていて、民家は多くありません。
(5)紀伊小倉1509(和歌山線 普通・五条行き)1511船戸 227系2連
1両目優先席に着席 ほぼ満席 車窓を眺めながら移動
この電車も満席でしたが、次駅で下車することもあり、
空いていた優先席に座って水分補給をしました。
下車した船戸駅は岩出市に所在し、相対式ホーム2面2線で、
北側に木造駅舎があります。無人駅です。
ここまで駅舎が撤去された駅ばかりだったので、
ようやくローカル線らしい旅情を感じる事ができました。
駅前は古い集落が形成されており、紀の川が近くまで迫っていました。
(6)船戸1547(和歌山線 普通・和歌山行き)1607和歌山 227系2連
1両目で着席 1/3程度の着席率 車窓を眺めながら移動
船戸駅の1駅先は紀の川を渡って岩出市の代表駅たる岩出駅ですが、
時間の関係で紀の川を渡ることはできず、和歌山へ戻ることにします…。
乗車列車は粉河始発だったため空いており、余裕で座れました。
停車駅ごとに乗客が増えましたが、
満席になることなく終点の和歌山駅に到着しました。
(7)和歌山1610(紀勢本線 普通・和歌山市行き)1613紀和 227系2連
1両目ドア脇で立席 半分の席が埋まる乗車率 景色を眺めて移動
和歌山駅では中間改札を出ずに紀勢本線の和歌山行きに乗り継ぎました。
和歌山~和歌山市間は紀勢本線ですが、
運行上はきのくに線より和歌山線との繋がりが強いです。
車両も227系で、乗車列車は空席もありましたがすぐ下車するのでドア脇へ。
下車した紀和駅は高架区間にある単式ホーム1面1線の棒線駅で、
無人駅ですがエレベーターがあり、バリアフリー化されています。
駅前は市街地ですが、閑散としていました。
紀和駅は元々、和歌山駅を名乗っていましたが、
当時の東和歌山駅の地位が上がると駅名をそちらに譲り、
こちらは紀和駅を名乗ってきましたが、すっかり寂れてしまっています…。
(8)紀和1644(紀勢本線 普通・和歌山市行き)1647和歌山市 227系2連
2両目ドア脇で立席 7割の席が埋まる乗車率 景色を眺めて移動
次は和歌山市駅へと移動しました。
この電車でも空席がありながら立席を選択しました。
和歌山市駅は久しぶりの訪問でした。
南海と改札内を共用していたはずでしたが、
いつの間にか南海と分離されていました。棒線駅なのは以前と同じですが。
無人駅で、自動改札機が設置されています。
『青春18きっぷ』利用だったので、入出場はインターホンで問い合わせることに。
しかし呼び出してもなかなか出ません…。入出場とも1分以上かかりました。
この不便を解消してほしいですね…。
また南海駅は駅ビルが改築されていて、駅の印象が全く変わりました。
駅前は相変わらず寂れていますが…。
和歌山市駅下車をもちまして、紀勢本線の全駅訪問を達成できました!
車で訪問した駅も多かったのですが、足掛け8年を要しました。
(9)和歌山市1728(紀勢本線 普通・和歌山行き)1735和歌山 227系2連
2両目で着席 ほぼ満席状態 景色を眺めて移動
駅前散策後はインターホンを使って再入場し、1本後の和歌山行きに乗車。
『18きっぷ』を使っていなければ南海に乗っていたところでしたが、
予算面からもJRで大阪へ戻ります。
早めに乗ったので着席できましたが、次々と席が埋まり、
発車間際には空席がわずかでした。和歌山市内区間もそれなりに需要があります。
7分の乗車で和歌山駅へと戻りました。
(10)和歌山1745(徒歩)1800田中口
まだ明るかったため、もう少しだけ乗り鉄・降り鉄を続けます。
スマホの地図を見て、和歌山電鐵の田中口駅が近かったため、
東口から徒歩で行ってみました。狭い道もありましたが、15分ほどで着きました。
田中口駅は無人駅で駅舎がありません。単式ホーム1面1線です。
駅前は市街地(住宅街)です。
(11)田中口1814(和歌山電鐵貴志川線 普通・和歌山行き)1817和歌山
2270系2271F2連(いちご電車) 2両目に着席
約半分の席が埋まる乗車率 車窓を眺めながら移動
田中口駅からは電車で和歌山駅へと戻りました。
やって来たのはリニューアル列車第1弾の『いちご電車』でした。
私が和歌山電鐵に乗る際は『いちご電車』ばかりに当たってしまい、
嬉しくありませんでしたw
終点の和歌山駅は単式ホーム1面1線で、終端方に改札口があります。
ホームではアジア系の外国人女性グループが、
駅や列車と記念撮影していました。
私は出場時、田中口駅からの整理券を駅員に提示の上で精算して出場しましたが、
近距離を乗る際は、キセルを疑われないかドキドキしてしまいます。
私は潔白ですがwww
現に昔、どこかで途中駅の整理券を取っていた者を見かけたことがあります。
今思えば不正乗車をしようとしたかもしれないですね…。
今度は西口から出て、駅前にある「餃子の王将」で夕食を済ませました。
昼も夜もコテコテなモノしか食べていませんが、
結構歩いたので腹が減りました。
(写真は餃子を1個食べた後に撮影ww)
(12)和歌山1913(阪和線→大阪環状線 紀州路快速・天王寺行き)2043大阪
223系4連(日根野から前に関空快速の223系or225系4連を併結)
4両目で着席 半分程度の着席率→途中で満席に スマホを操作しながら移動
さて、もう暗くなってきましたし、帰宅の途につくとします。
乗車列車は和歌山始発の紀州路快速で、1人掛けクロスシートに着席できました。
乗客は多くありませんでしたが、和泉府中辺りでほぼ満席になりました。
途中の日根野駅では後方に関空快速を併結しました。
天王寺駅からは大阪環状線に入り、西側を半周して大阪駅で下車しました。
(13)大阪2108(JR神戸線 新快速・上郡行き)2200加古川
225系8連+223系4連 1両目(225系)に着席 満席から一部区間で軽い混雑
スマホを操作しながら移動
大阪駅ではJR神戸線の下り新快速に乗り換えましたが、
JR京都線の摂津富田~JR総持寺間で踏切の確認作業があったとかで、
列車に遅れが出ていたため私の乗車列車は8分遅れでした。
大阪下車組が多かったので空席(窓側席)に座れましたが、発車時点で満席に。
その後は三ノ宮で多くの人が乗り込み立客多数となったものの、
西明石駅発車時点で立客はほぼいなくなりました。
岡山県手前の上郡行きなので、私は眠らないよう気をつけて道中を過ごし、
無事に加古川駅で下車できました。6分遅れまで回復していました。
下車後はとっとと帰宅して、日帰り和歌山乗り鉄が終了しました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)