ダイヤ改正前に行く意義 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


H100とキハ40乗り比べができる時代。


今回もダイヤ改正があった。

さよなら列車を見送る人、新しい列車に一番乗りする人。その両方を比較するため両日に乗る人。

さまざまな楽しみ方がある。


「趣味に口出しするな」と言われたら話は終わるのでこれで終わります。


おわり





なんて事はなく、そこは敢えて「それでもダイヤ改正前に行くべき」について語る。


そもそもダイヤ改正後の列車はこれからもしばらく乗れるのでわざわざ混んでいる時期に行く必要はないと思う。

また、鉄道会社はじめマスコミもとにかく新しいものにフォーカスするので、そちらに目が向きがちだ。それに釣られるのも嫌というのもある。


改正前の無くなるものにについては、もう乗るチャンスがなくなるので今しかない。

新しい物しか知らないと、実は改悪となっていても比較する事ができないので、広報の言いなりに

なってしまう危険がある。


だからこそH100になる前の石北本線キハ40の時代になるべきだと言ってきたのだ。

ガラガラのキハ40に乗った経験があればH100が本当に「広報で聞かされているほど」に良い物かどうか判断できる。


両方が運用されている時期なら、例えば「もう1本後の列車ならキハ40が来るよ」などとアドバイスする事もできた。

しかし無くなってしまうと、H100で満足しているファンに対して「昔のキハ40は、今のH100よりずっと良かったんだよ」と言ってもただの自慢にしかならない。


このように、ダイヤ改正後になると、良かった時代を伝えようとしても難しい。

それを体感してもらうにはダイヤ改正前に乗るしかないのだ。


本文は今まさに無くなろうとしてるキハ40がまだあるからこそ伝わると思って書いています。

年代に合わせてキハ40を蒸気に、H100をDD51に置き換えたりしてください。僕の場合はキハ40を旧客にH100はなんだろう。山陰本線なら113系800かな。