24/3/16 第2章その2 加賀焼きの街・小松から「かがやき502号」出発! | 金屋代かずおのお部屋

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久しぶりの東京駅直通列車が発車!

 

これまでの旅路

 

 

小松駅に到着しました.すぐに「かがやき502号」で折り返します.こちらもチケットの入手が困難な列車でしたが,一駅だけ拾うことができました.

 

 

  小松駅の姿

小松駅から徒歩数分の場所に,クハ489-501が展示されています.露天ではありますがよく整備されていると思います.

北陸本線改めIRいしかわ鉄道の線路,そして北陸新幹線の線路に向かって配置されています.北陸新幹線の車窓ではこの車両を見ることが難しいのはやや残念といえます.

小松駅でも開業式が行われていました.この時点では参列者は列車の先頭部分に移っています.

待合室には「九谷焼」の皿が展示されていました.「加賀焼」は存在しますが,「九谷焼」と制作時期・場所が異なり,平安〜室町時代にこの地で作られた陶器をそのように言うようです(*).列車名が「かがやき」であるのは偶然でしょう.

(*):

 

  かがやき502号 出発!

ついに「かがやき502号」が到着しました.敦賀からの1番列車であるこの列車はこちらも最新の編成であるW15編成が充当されていました.もちろん,列車は満席です.小松(〜福井)においては,2001年に運行区間が短縮された急行「能登」以来の,東京都直通列車です.東京駅直通となると初でしょうか.

こちらも基本的に車窓云々ではありませんが,これまではるばるたどり着いてきた金沢駅に新幹線で到着するのは感慨深いものがあります.

この日の金沢駅では「ミス加賀友禅」の方がお出迎え・記念品の配布がなされていました.この日の金沢は大いに盛り上がりそうです.

 

次回は,北陸新幹線敦賀開業に合わせてオープンした新スポットを紹介します.なお,今回は「ブルーインパルス」は見ておりませんのでご容赦ください.この地区では小松航空祭で,毎回ではありませんが「ブルーインパルス」が披露されることがあります.2024年は9/23に行われ,ブルーインパルスの飛行予定があります.

 

(**):

https://www.mod.go.jp/asdf/komatsu/airfes/detail/index.html

https://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/schedule/index.html

 

 

  動画

 

 

 

続く

 

 

  ところで

岩手県内で保管されていた485系の食堂車「サシ481-48」について,小松市に移設し,先述の「クハ489-501」と並べて展示する構想が存在します.輸送・補修には大変な技術力・資金力が必要な,鉄道車両保存プロジェクトとして屈指の大型プロジェクトです.ご興味のある方は,2024/5/7まで以下のサイトでクラウドファウンディングが行われていますので,紹介させていただきます.実現すれば,小松市のランドマークがさらに充実するでしょう.

 

 

 

  参考:長崎では