水路の石積みを試作したところ、見事に失敗しました。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 水路の石積みを試作してみました。

 まずは、1ミリ厚のスチレンボードにケガキ針で石積みのスジを入れます。

 石一つの大きさは幅3ミリから5ミリで、石積みに使われる石の中では、小ぶりな自然石(幅30センチ程度)を想定しています。

スチレンボードにスジ入れ

 

 自然石の石積なので、これまでの作例(前回参照)よりも大きな凹凸を意識しながら、ジェルメデイムを塗りました。厚く塗る所、少し厚く塗る所、塗らない所の3段階の厚みがあります。

ジェルメディウムによる盛り上げ

 

 アクリル絵具で色を塗りました(塗り方はこの記事のとおりですが、黒を多めにして陰影を強調してみました。)。

石積みの試作・完成品

 

 参考にした現物の写真と比べると、一見、良い感じなのですが・・。

参考にした石積

 

 お城の石垣と比べると、石一つ一つの表情が乏しいのが気になります。

 2枚目の写真でお分かりいただけると思いますが、試作品は石が小さすぎて、ジェルメディムの盛り上げが単調になりました。

お城の石垣

 

 さらに、陰影を強調したせいでもありますが、遠目で見た時に目地が目立ちすぎて、非常にうるさく感じます。この点も、お城の石垣と見比べるとお分かりいただけるでしょう。

 前回報告したとおり、現場を観察してイメージを固めたにも関わらず、結果はあえなく失敗となりました。

 かくなる上は、お城の石垣よりちょっと小さいくらいの石を積むのが良さそうですね。

 何も生み出すもののない記事を書いてしまい、大変恐縮ですが、本日もご訪問ありがとうございました。