北陸新幹線・車内販売の有無 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

北陸新幹線が、金沢から敦賀まで開業しました。

3月16日から「かがやき」「はくたか」「つるぎ」が敦賀まで走ります。

車内販売の有無ですが、結論はこうです↓

★「つるぎ」は車内販売なし

★定期「はくたか」「かがやき」は25本中16本車内販売あり

 

新たに開業した区間で、車内販売の営業があるかを、まとめました。

【1】「つるぎ」には車内販売無し

敦賀~福井~金沢~富山を走る「つるぎ」には、車内販売はありません。

「つるぎ」は各駅停車タイプが全区間走っても1時間22分前後で、短時間という事情もあるようです。

東京~長野を走る「あさま」にも、車内販売はありません。

 

【2】「はくたか」「かがやき」25本中16本で車内販売あり

毎日運転の「はくたか」「かがやき」は25本ありますが、

そのうち16本で車内販売が実施されます。(臨時には原則車内販売はありません)

25本中16本だと、ほぼ3分の2の列車で実施、3分の1の列車が車内販売無しになります。

また、一部の列車は金沢~敦賀間だけ車内販売無しだったりします。

車内販売の有無が、分かりにくいです。

そこで、車内販売の有無をまとめました。

(突然の変更もありえますのでご承知おきください)

 

★上り東京行は、朝早い便は車内販売無し
表にまとめました。黄色い区間は車内販売を実施しています。
 
 
★下り東京発は朝と夜の一部で車内販売無し
 
【感想1】人手不足なのに感謝
早朝深夜の便には、車内販売がありません。
これは人手不足の影響が大きいと思います。
たとえば金沢6:02の「かがやき500号」に販売員として乗り込むには、余裕をもって金沢の営業所に着く必要があります。
IRいしかわ鉄道の始発に乗ると、津端方面からは5:50着、小松方面からは5:51です。金沢の隣の駅付近に住んでいる人でも、乗務するには厳しい時間になり、泊まり込み必須となります。
販売員を確保と、乗客へのサービス提供のバランスを考えた現実的な対応なのかなと思います。

 

【感想2】金沢~敦賀間は7往復だけ

金沢と敦賀の間には、今まで「サンダーバード」と「しらさぎ」等が走っていましたが、車内販売はありませんでした。

昼間の7往復だけでも、車内販売を実施してもらえたのは、マニアにとって有難いです。

私は「サンダーバード」の車内販売が打ち切られる直前の2015年に、福井~金沢間を何往復もしました。でもワゴンを止めて車内販売を利用する人は驚くほど少なかったです。だったら、車内販売好きな人は、実施している列車を選んで乗るのが良いかなと思います。

2022年7月に、車内販売以外は一切飲み食いしない「車外断食」をした最終日に、車内販売無しの「サンダーバード」に乗って、苦しんだ思い出があり、車内販売のありがたみを再認識しました。

 

【感想3】もっと広報を

北陸新幹線の車内販売の有無は、ほとんど知らされていません。

自分が乗る予定の北陸新幹線に、車内販売があるかないか不明だと、あらかじめ売店で買うことになりりそうです。

車内販売の利用が増えれば、少なくともこれ以上車内販売を減らさない効果があります。

直前まで調整が続いたのかなと思いますが、開業した今なら、広く広報できるのではないかと思います。

 

【参考】北陸新幹線の車内販売メニュー

×弁当・サンドイッチの販売はありません。

〇アイス、ペットボトルお茶、ビール、おつまみ類を販売しています。

△ホットコーヒーも販売していますが「金沢~敦賀」「上りの夜」は取り扱いがありません。

https://www.jresc.co.jp/pdf/service/wagon.pdf