NO.3005 全車「ロマサガ」ラッピング、唐津車両C所属全16両&3.8ナイトツアーリポート | コウさんのコウ通大百科 PART3

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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、令和4年10月(最初の車両登場・令和4年8月)より、JR九州唐津線・筑肥線(山本~伊万里間)向けに、「ロマンシングサガ」のラッピング列車が運行されておりまして、ラッピングにより運行する姿をご紹介しておりました。

 

 このラッピング列車は、スクウェア・エニックス(←スクウェア)がゲームソフトとして存在しております「ロマンシングサガ」佐賀県とのコラボレーションで運行されているものでありまして、令和4年に「ロマンシングサガ」自体が30周年となっておりますし、「サガ」つながりもありまして、佐賀県とのコラボレーションも平成26年から始まっておりまして、ラッピング列車も平成27年以来7年ぶりでもあります。

 

 そのラッピング列車も、前回がキハ125形気動車2両のみでありましたが、今回は唐津車両センターに所属しております、キハ47形・キハ125形各気動車全16両でラッピング列車が見られておりまして、その結果唐津線・筑肥線運行列車全列車で見る事ができております。

 

 ラッピングにはこの後ご紹介しますように、「ロマンシングサガ」のキャラクターに、佐賀県内名所の絵が見られておりまして、画像1のキハ47 8062のように「ロマ佐賀マンホール号(12号車)や、画像2の先頭車キハ125-3のように「SAGAサンライズパーク号(3号車)と言う愛称も与えられております。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、唐津車両センター所属でもあります「ロマンシングサガ」のラッピング列車全16両、そしてその「ロマンシングサガ」にちなんだナイトツアーが唐津車両センターで行われておりました。今回はこれら模様に関しまして皆様にご紹介しますが、ナイトツアーは参加しておりませんので、外からの撮影となっている事をご了承下さい。

 

 

 まずはラッピング列車全16両からご紹介してまいります。ご紹介しておりますように、このラッピング列車では佐賀県内の名所や温泉地、そして県内にありますマンホールまでが見られておりまして、全16両それぞれ違った姿が見られております。それにしても、このラッピングの名所などは唐津線・筑肥線でダイレクトで行く事ができない所もある事は仕方はありませんが、それだけ県をあげてアピールしている事には間違いないでしょうか。

 

 (1号車、キハ125-8「唐津くんち号(唐津市)」

 

 (2号車、キハ125-2「唐津城号(唐津市)」

 

 (3号車、キハ125-3「SAGAサンライズパーク号(佐賀市)」

 

 (4号車、キハ125-4「海中鳥居号(太良町)」

 

 (5号車、キハ125-5「多久聖廟号(多久市)」) 

 

 (6号車、キハ125-6「武雄温泉号(武雄市)」

 

 (7号車、キハ125-7「古湯温泉号(佐賀市)」

 

 ここまで、キハ125形気動車のラッピングをご紹介しましたが、1号車がキハ125-8である事で、正直あれ?と思われた方もいらっしゃったのではないかと思いますが、当ブログでもご紹介しておりますように、キハ125形気動車のトップナンバーでありますキハ125-1は大分車両センターに転属しておりまして、唐津車両センターには在籍しておりません。そのため、唐津車両センターのキハ125形気動車で末尾となりますキハ125-8が1号車となっているようであります。

 

 

 では、引き続きキハ47形気動車9両に関しましてのラッピングの姿をご紹介してまいりますが、このうち2つの車両に関しましてはここでの画像はなく、後述画像となりますのでご了承いただきたいと思います。

 

 (8号車、キハ47 8121「吉野ケ里歴史公園号(神埼市・吉野ケ里町)」

 

 (9号車、キハ47 8132「清水の滝号(小城市)」

 

 (10号車、キハ47 8134「ドンバイ塀号(有田町)」

 

 (11号車、キハ47 8157「大川内山号(伊万里市)」

 

 (12号車、キハ47 8062「ロマ佐賀マンホール号」

 

 (13号車、キハ47 8126「ロマ佐賀オールスター1号」)~後述

 

 (14号車、キハ47 9097「ロマ佐賀オールスター2号」) 

 

 (15号車、キハ47 9126「ロマ佐賀オールスター3号」

 

 (16号車、キハ47 8051「SaGa風呂号」)~後述

 

 ここまでキハ47形気動車に関しましてご紹介しましたが、こうして見ましても様々なラッピングの姿が見られている事がお分かりいただけます。尚、キハ125形・キハ47形各気動車の小倉総合車両センター入場時にはラッピングははがした状態で回送されておりまして、小倉総合車両センターから唐津車両センターに戻りまして、再びラッピング貼り付けが見られております。

 

 

 さて、ここからはナイトツアーの模様をご紹介してまいります。このツアーは、去る3月8日~9日未明にかけて行われていたものでありまして、画像のポスターからもわかりますように、先述の「ロマンシングサガ」のラッピングが施されております唐津車両センターの気動車全16両が揃うと言うものでありまして、JR九州では初めてとなる夜間見学会でもありました。

 

 普段、唐津車両センター所属車両は、唐津車両センター以外にも佐賀駅・伊万里駅で滞泊がなされるようになっておりますが、今回は伊万里駅滞泊列車に関しましては伊万里駅着後に回送、佐賀駅滞泊列車に関しましては唐津駅発最終列車(5858D)の折り返しで団体列車として唐津車両センターに戻る形で運行されておりました。

 

 それにしても、旅行代金の24,800円は正直高いかな?と思いました。これはSNS上でも言われておりましたが、それでも好む方もいらっしゃった訳ですし、後述のような特典もありましたので、それはそれでよかったのではないかと思う所ではあります・・・。

 

 

 ここからは、その団体列車の姿を収めておりましたのでご紹介してまいります。まずは唐津駅で収めておりました画像でありますが、私自身もこの日のブログを作成しまして、深夜の唐津駅にやってまいりましたが、23時56分頃に2番ホームに入線しておりました。尚、この後も西唐津行きの列車が存在しますので、その乗客の姿も撮影場所の3番ホームで見られておりました。

 

 この団体列車として使用されておりましたのは、キハ47 8126「ロマサガオールスター1号(13号車)」と、キハ47 8051「SaGa風呂号(16号車)」でありまして、もちろん画像のようにラッピングも見られております。それにしても、この運行が「ロマンシングサガ」ともコラボしておりますので、ラッピングともうまくマッチしている事もわかるのではないでしょうか。

 

 (キハ47 8126「ロマサガオールスター1号(13号車)」)

 

 (キハ47 8051「SaGa風呂号(16号車)」)

 

 

 このナイトツアーでは、画像のようにサボも設けられておりました。それぞれ種類も違う事がわかりますが、それでも「ロマンシング佐賀列車大集結ナイトツアー」と書かれてありましたら、先述のように16両全てが揃う事にもなりますので、よりすごい企画なんだなと言う事を実感させるようなサボである事も伺える所でもあります。

 

 (他にも2種類を確認しました)

 

 

 今回は、上のサボ1種類も収めていた所からもわかりますように、停車ホーム2番ホームでも収めておりまして、時間も午前0時10分を回っていた事もわかります。それにしても、発車標に描かれている表示を見ますと、「Local」からもわかりますように、普通列車と言う扱いでの表示がなされておりまして、せめて「団体(Reserved)」と表示してもらいたかったなと思ったほどでした・・・。

 

 ここでは、上の画像のサボ、そして正面も収めましたが、やはり「団 体」の姿がこの列車が団体列車として運行されている事を実感させる姿でもあるように思う所でもあります。尚、この後は後述のように西唐津駅へ移動する事にもなります。

 

 

 場所は変わりまして、西唐津駅であります。時間は0時20分を回っておりましたが、この後福岡空港駅からの最終列車の到着、その前にその団体列車の到着と言う形となります。それにしても、その下の画像にありますように、唐津車両センターの留置線では車両がずらっと並んだ姿が見られておりまして、この後この唐津車両センターでのイベントを待つ車両たちの姿が見られておりました。

 

 

 そして、唐津駅を0時26分に発ちまして、3分後の0時29分に西唐津駅ホームに団体列車は入線しました。その際には、車内の明かりは消されておりまして、真っ暗な状態での西唐津駅入線となりました。正直、まるで回送列車のような印象さえも感じさせる姿でもありますが、実際は乗客も乗車している訳でもありますので・・・。

 

 (明かりは消されていました)

 

 

 この後、唐津車両センター入線シーンを動画で収めました。やはり、深夜運行である事やイベントの演出上もあるのではないかと思いますが、車内の明かりが消されている姿は何となく先述のように回送時の姿の印象さえ感じさせられます。

 

 

 私は、この後留置線の見える所(駅の向かい側)に移動、画像のように6線並んだ姿を収める事ができました。やはりこのような姿も初めて見る事ができていた訳ですので、正直感激するような姿でありました。ちなみにこのシーンも車両センター付近の住民の方が収める姿もちらほら見られておりまして、やはり初めての企画でもあった分、よりすごい光景を目の当たりにされていたのではないかと思っております。

 

 

 この後、転車台では回転する事になっておりましたので、今回は翌日仕事もある事から、このシーンを収めて帰宅しました。本来ならば動画を収めたかったのですが、やはり近くの住民の方と思しき方が見に来られておりまして、「何かあったと?」と私に尋ねられていた方もいらっしゃいまして、話もしておりましたので、このような静止画像のみを収めておりました。それにしても、このようなシーンをツアー客の方は真近で見る事ができていた訳ですから、逆に正直うらやましいなと思ったほどでした。やはり2万円以上払った価値はここで見られていると言ってもいいでしょうから。

 

 (転車台入線車、キハ125-4(「4号車・海中鳥居号」)

 

 

 この後は、上の画像の日程表では、4時30分までこの唐津車両センター構内にいらっしゃったようではあります。ここでは参加者向けのオリジナルカップラーメンの夜食もあったようですが、お腹も満たして満足ではなかったか?とも思っております。

 

 

 今回は、唐津車両センターに所属します「ロマンシングサガ」ラッピングを施しましたキハ125形気動車・キハ47形気動車全16両、そして今回初となります唐津車両センターのナイトツアーの模様をご紹介しましたが、正直全16両が集結すると言う事自体が非常に珍しい事でもありますし、加えまして並んだ姿を収める事ができた事も良かったとも思っております。私自身も、よく足を運ぶ場所でこうしたイベントが行われていた事には驚かされる所ではありましたが、それはそれでいい企画ではなかったかなと思う所でしょうか。今後はまたそうした企画があるかはわかりませんが、とにかく第2弾も期待したい所ではあります。