0~1℃の外気ですっかり冷え冷えしてしまったので、奥中山高原から乗った列車は救いの一本でした。暖を十分にとるにはできるだけ長く乗るに限りますが、次の行程の都合で乗車時間は20分ほど。好摩で下車し、花輪線に乗り換えです。
当駅では12:52着-13:00発とまずまずの接続。降車時にホームで「キュンパス」を提示し、改札はスルーでした。その改札は2階にあり、窓口や券売機も同じ階。JRとIGRいわて銀河鉄道の共同使用駅なので、両社分のあれこれがそこに集約している印象でした。
降りて乗っての順で言うと、通算番号はIGRが3940、JRが3941に。二戸、いわて沼宮内もこのパターンで1駅2カウント・・・乗降駅数を加算する上で、JRと三セクの共同駅というのはありがたいものがあります。
外に出るとそこは西口。花輪線の列車は西口寄りに位置する1番線に来るので目の前ということになります。階段を上り、再び改札を通り、階段を下って1番線でも時間的に問題はありませんでしたが、実に都合よく1番線直結の通路があったので迷わずそこを経由。おかげでより長くホームで待機でき、列車も万全の状態で撮ることができました。
花輪線は1998年11月に十和田南→大館を乗車済み。好摩~十和田南が未乗区間として長い間残っていた訳ですが、「キュンパス」のおかげで今回ようやくとなりました。
兄畑の先まで行けば岩手県内の鉄道路線は全線達成。さらにそのまま十和田南まで進めば秋田県内の路線もクリアということで、1回の乗車で2県分の完乗となったのは特筆ポイントです。好摩から大館まで2時間20分余り。それほどの長旅ではありませんでしたが、テーマとしては重く、記念すべき乗車だったことは確かです。