一畑電車 ダイヤ改正でパターンダイヤ導入へ

未分類

一畑電車は4月1日から全線でダイヤ改正を実施する。その内容を見ていく。急行運転を積極的に行った前回ダイヤ(プレスリリースアーカイブ)、土休日の特急運転については前々回(リリースアーカイブ)とは打って変わって、地域密着のダイヤに近いと言えるだろう。特にパターンダイヤの導入はそれの最たる例だと言える。

令和6年4月1日(月)からのダイヤ改正の実施について

パターンダイヤ導入

毎日10時台から16時台にパターンダイヤを導入する。

電鉄出雲市駅25分発→川跡33分着/37分発→しんじ湖温泉26分着
しんじ湖温泉45分発→川跡33分着/36分発→電鉄出雲市駅45分着
出雲大社前駅20分発→川跡31分着/37分発→出雲大社前駅48分着
(平日の場合。土休日は電鉄出雲市ー出雲大社前間、川跡ーしんじ湖温泉間の運転となり、おおよそ同時刻である)

川跡駅。今後よりきれいな接続となるだろう。

なお、平日昼間運転されていた急行はほぼすべて廃止となる。(朝の川跡→出雲大社前の2本、夕ラッシュの出雲市→平田、出雲大社前→平田、しんじ湖温泉→出雲市各1本は運転)

減便となる急行電車(出雲大社前駅にて)

また、土休日の出雲市ー出雲大社前の特急9本も出雲市10:00発を残し廃止となる。

その他の変更

スーパーライナー

朝電鉄出雲市7:15発特急スーパーライナーは3両編成に増結され、停車駅は大津町、川跡、温州平田、一畑口、松江しんじ湖温泉となり、布崎、津ノ森、秋鹿町、松江イングリッシュガーデン前は通過となる。短縮時間は5分である。なお、2022年10月改正では4両から2両に減車されている。

夕ラッシュ

19時台以降、運転間隔の空く列車をみなおし、最大70分待ちから43分待ちに大幅短縮する。また、出雲市発雲州平田行とそれに接続する出雲大社発川跡行を22時台に2本運転(出雲市22:20発・22:52発)。

なお、終電は平日12~17分、土休日10分の繰り下げとなる。最終列車は繰り下げがかなり多かったので、それについては改善と言えるだろう。