富山地鉄 4月15日にダイヤ改正 パターンダイヤ拡大へ

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富山地鉄は2024年4月15日にダイヤ改正を実施する。今回はその内容を見る。また、北陸新幹線との接続を考慮したダイヤ修正を暫定的に実施している。

↓暫定措置↓
北陸新幹線ダイヤ改正に伴う一部列車の時刻変更と臨時列車の運行について(※暫定措置)

↓ダイヤ改正↓
鉄道線・市内電車のダイヤ改正【令和6年4月15日(月)改正】について(概要)

ダイヤ修正の内容

北陸新幹線開業に伴うダイヤ修正は以下の通り。なお、平日のみの実施である。

124列車(宇奈月温泉発電鉄富山行)は新黒部駅8時51分発から8時46分発に繰り上げ。はくたか556号が黒部宇奈月温泉駅9時03分発から8時55分発に繰り上がることに関係していると思われる。なお、宇奈月温泉駅から電鉄黒部駅まで到着・発車が5分繰り上がる。

これと離合する113列車(電鉄富山6:55発)は内山駅ではなく、浦山駅で列車交換するため、浦山から宇奈月温泉駅まで13分繰り下がる。

また、上市駅8:35発新黒部方面舌山行きが増発となる。富山駅8:01発上市駅から乗車できる。

ダイヤ改正の内容

鉄道

パターンダイヤの大幅強化

これは、前回のダイヤ改正で実施したパターンダイヤのことについてである。前回のダイヤ改正(記事)では、10時から15時台を対象としていたが、8時から21時台に大幅拡大する。

現行のパターンダイヤは

・本線  富山~上市、富山~宇奈月温泉 各1本(平日夕ラッシュは20分間隔交互運転)
・立山線 1本(平日夕ラッシュは岩峅寺止めが1本加わる)
(上記を合わせて寺田まで昼間は20分間隔)
・不二越・上滝線 1本(平日夕ラッシュは毎時2本)

という感じであり、恐らく夕ラッシュ(15~20時台)について発着時刻を整えることを主眼としているのであろう。ただ、不二越上滝線のみを挙げているので、今回はそれに限った形にはなりそうだ。

特急の増発

電鉄富山~立山、電鉄黒部~宇奈月温泉間で大幅に増発とある。となれば、2019年以前のような本数を期待してしまう。

後者が指しているのは、エリア特急くろべなどではないだろうかと思われる。

平日の増車

電鉄富山17時55分発上市行を2両から3両に増結する。これだけ名指しであるので、恐らくそこまで両数はいじらないのだろうと思われる

軌道(市内電車)

朝ラッシュの増車

富山ー富山大学前間の電車を増発する。なお現在富山発8時台は14本、富山大学発は12本である。

ラッシュ時間帯の市内電車

昼間の運転間隔変更

南富山駅前ー富山駅ー富山大学前の運転間隔を7~8分間隔に統一する。現在富山大学方面は10分間隔、南富山駅前方面は5分間隔となっているため、”変更”というしかないのだろう。