今日はDCC車両検知による自動運転へ向け、パソコン上に信号機を配置してみました。列車を検知して本物の信号のように作動する..やりたいことに1歩近づいた気がします😁。動画を交えて書いてみますが、色々やっているうちにトランスポンディング機器RX4の役割が益々分からなくなって来ちゃいました。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

今回テストで走らせた車両はEF58 61(DCCアドレス5861)牽引の12系客車と、EF15 188EF15 176(同15881576)の重単、全部KATO製です。再びロクイチの登場ですが先日のモーター交換後のテストランも兼ねています。EF15(3062-1,2片方は”合いの子")は前面の排障器表現などだいぶ凝った機関車です↓😁。

 

 

今回JMRIソフトを使って書いたレイアウト線図に信号機が付きました。PC上のバーチャル信号機(信号を作るメニュー上で”virtual”を選択)です😁。レイアウト上に実際に信号機を付けて点灯させる際は(多分)変更できると思いますが、信号機制御の機器(Digitrax SE8C)がこれまた高価なので😅ひとまずこれで行きます。青数字がポイント番号、緑字が電源区画を示すのは以前と同じです。右下にはWebカメラ画像を映し出しています。3番本線[3本]EF58 6112系が停車中です。右上に表示される”LD5861はロクイチのアドレス、Digitraxのトランスポンディング機器RX4が自動検出すると頭にLDが付くようです。表示しているのは以前のReporterではなく新たに見つけた”Block Contents"というものです。

 

3本出発信号は青現示EF58 61が発車して外回り本線を走行して行く動画です。Webカメラでゴハチがダブルクロスを跨ぐと瞬時に3本の出発信号はになります。一気に沢山信号機が出来ちゃったので見にくいんですが😅黄背景にしたのが外回り本線の信号機、走行と共に本物の信号のように自動で順次現示が変わって行きます。こんなことが出来るんだな~😁。KATOなどで発売されている信号システムは時限式で、たとえ先方に列車が止まっていても時間が経てば青現示になっちゃうと思いますが、DCC車両検知なら列車が居る/居ないを判別していますから先行列車が先に進まなき限りのままです。

 

動画後半の1シーンです。機関車は11区画に達していますが9区画にまだ12系が居るので3本出発黄色現示です(青矢印)。そして上述Block Contents;LD5861の検知結果を緑矢印のように7911区画へと順次引き継いでくれるんですね~、これならどの区間にどの列車が居るのかが分かります。なお列車が11番電源区画を抜けると、その先はまだ車両検知が付いていないので2本同時に青信号になっちゃいます😅。

 

そのRX4なんですがややこしい部分があって..以前書いた通りゾーン(4電源区画)ごとの情報しか取れず、新しいイベントが上書きされます。現状1場3本まで同じゾーンなので、例えば動画のように1場EF15重単が入線するとLD1576へ書き変わり、その脇でEF58 61が発車するとLD1576の検知結果を持って行っちゃうんですね。これでは困ったことになると思います。また重単はDCCによる総括制御で1588の方で運転操作をするように設定していましたが、RX4は後から入って来た1576に書き換えちゃう..ここも間違いの起こり易い点と思います。

 

そこに気づいたのは..Block Contentsに自分でDCCアドレスを書き込めるんだ😲 でした。矢印のダイアログを表示させ、3本に停車中のEF58 61アドレス5861を自分で入力するところです。

 

自分で入力した5861(3本),1588(1場)が表示され、順に発車させる動画です。(RX4の検知表示はOffにしています。)それぞれアドレス値を引継いで行ってくれます。今は検知区間が一部だけなので途切れちゃいますが本線全ての車両検知が完成すれば値を引継いだまま周回してくれる筈、1回手動で書き込めば済むんじゃないか?と。そうすればRX4は無くてもいいんじゃない?本格的に存在意義が分からなくなって来ちゃいました😅。ネット検索するとRX4無しでやられている方も多いみたいですしね。

 

上述の本線を真っすぐ進行は分かりやすいんですが、逆走運転などやる場合には色々工夫が必要なようです。逆走絡みの信号機は茶背景にしてみました。今回テスト的にやってみたのがNo.22ダブルクロスとNo.23渡り線を渡って1場又は2場へ進入する際のNo.23渡り線反位信号緑矢印です。写真の場合2場に列車が居てNo.14ポイントは定位ですから青矢印2場内信号は緑矢印は通常黄現示の筈ですが赤にする工夫をしています。

 

去年増設した長い複線片渡?のような線形No.23ポイントは写真のED75重連が進入している地点です。赤矢印外回り本線を跨いで複線左側通行が基本の所右に転線する=逆走1場または2場へ入る形、高頻度でやる運転です。

 

No.23が定位の時も直進の逆走はやらないので信号機は設けません。

 

No.23No.14ポイントが反位の時、この場合1場には列車が居ないので青信号2場の列車はNo.14ポイントが定位になっていないので自動で赤信号になります。もし1場にも列車が居れば緑矢印赤信号現示になります。

 

上述黄色現示の筈の所になるのは..右のややこしい式;LogixNGというものを使ってになるよう条件設定しています。JMRIに実装されているもので複雑なLogicを設定できるものなのでLogixなのかな?😁。NGNext Generationの略のようです。内容は輪をかけてややこしいので今回は省略しますが..ExcelのIf参照式やマクロのIf Then Elseに似た感じで使えるので割ととっつき易かったかもです(私事、以前仕事で必要になり散々やりました😁)。最初は動作しなかったり色々ありましたが、各種条件設定が出来ることは分かりました。ポイントが多いので色々なシーンを想定したロジックを組んでいく必要がありそうです。(写真のLogixもこの後書換が必要でした😅)

 

大変ややこしい話になりましたが😅信号機を動作させ、一部手入力が要るかもですがどの区間にどの列車が居るか?が認識できそうな所まで来ました。ここまで出来て黄信号区間に入ったらどの列車も速度を○○まで落とす、赤信号なら停止 という制御をやれたら大雑把に自動運転っぽくなる気がするんですが、そう単純ではなさそうなんですね~😅、この先も色々あるでしょう。全自動運転で眺めているだけではなく、一部手動を混ぜられる位が面白いのかな~と思っています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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