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伊予西条駅を散策してきましたが、なぜわざわざこの日に伊予西条駅に行ったのか…実は、四国鉄道文化館は、メインではなかったんです。

 

というわけで、伊予西条駅構内にやってきました。

7000系、松山行きが対向列車を待っています。その対向車がお目当てです。

 

踏切がなり始め、周りの同業者さんが一斉に松山方面にカメラを向けると…

 

来ました!

すごい!すごいすごいすごい!

そして、長い!インパクト半端ないって!

お顔がチラッと見えました。もう、お分かりですね。

「ロイヤルエクスプレス」です!

最後尾には''ゆうマニ''でお馴染み、電源車がついて…

伊予西条駅に到着です。

 

早速、向こうに行って見ましょう。

普段ここに来ることのないロイヤル電源車とフリーゲージトレインとのならび。

金に輝く、THE ROYAL EXPRESSの文字。

ですが、ロイヤルエクスプレスといえば、本来伊豆を走る豪華列車のはず。何故こんなところに、桃太郎と電源車をくっつけてまで居るんでしょうか。

 

まぁ1年前のこれにもかいたんですけれども…

普段は伊豆急の路線を走るクルーズトレインですが、これまでに何度か北海道にクルーズトレインとして出稼ぎに行っていました。

今回は、これの瀬戸内verという所でしょうか。

 

で、なぜこんなふうに桃太郎、すなわちEF210の牽引で電源車までついているのかというと、予讃線には極小トンネルがあり、そこに対応していないと松山には行けません。ですが、もちろん伊豆急の車両はそんな所を通れるはずはなく、仕方なく対応した機関車に牽いてもらってるわけです。そもそも保安装置の問題もありますが…

で、電源車の方は、電車(ロイヤルエクスプレス)が自らのパンタグラフから電気を受けられないので、電源車が発電した電気を使用するために繋いでいるようです。

 

で、このように今、ロイヤルエクスプレスから機関車の桃太郎が切り離され…

単独でこちらへ向かってきました。

ちなみにこのEF210-355、昨年8月製造でめちゃくちゃ新車です。ライトもLEDですね。

 

話がそれました。一旦ホームの端で止まり、撮影タイムです。

リニューアルされた8000系しおかぜと…

7000系の普通電車。ちなみに桃太郎は構内での機回しなので入換中のテールランプになっています。

 

そして、また進行方向を変え…

こちらに向かって来ました!

 

かっこいいですね。で、かっこいいだけで終わりません。

はい。もうお分かりですね。

ガチン!と鳴って連結完了。

これから今治に向かいます。

 

ちなみに、この日はクルーズの3日目なので松山→今治の、

松山→今治⇄伊予西条↩︎

というルートですが、なんでこんな西条まで来て機回しなんてやっているんでしょう?

個人的な意見ですが、おそらく昼飯の時間を確保するためと、今治駅で機回しができないのでは無いかと予想します。今治駅には詳しく無いので勝手に思っているだけですが…

これから今治に向かうので行き先案内も今治と出ています。

というかこんな団体列車に細かいLEDを作っている、JR四国はすごいですね…

桃太郎さんが描かれてます。そこはロイヤルエクスプレスじゃ無いんかい。

 

まぁ、もう少し車両をじっくり見ていきましょう。

運転室を見てみます。窓が大きくて広々してますね。見た感じワンハンドルマスコンっぽいですが、ブレーキハンドルを入れるところもあり結局ワンハンドルなのかツーハンドルなのかわかりません。色々見ていくとワンハンドルの方のブレーキは抑速ブレーキだとかなんだとか…

ちなみに、運転室後ろの仕切りも木製の文様で、ここまで気を配るんだ…という感じでした。

で、歩いていくと5号車の扉だけ、パスみたいな4枚折戸が突然登場しました。なぜ5号車の扉だけ4枚折戸なんでしょうか…?

隣の4号車の扉と比較しても広さはおなじくらいですよね…?謎です。

座席にも木が使われていました。見るからに高級感漂いふかふかそうです。

これが30年落ちの車両には見えません。ちなみに、書き忘れてましたが、このロイヤルエクスプレス、伊豆急2100系で元はリゾート21でお馴染みの観光特急でした。

再掲ですが、この写真は我ながら気に入ってるのでじっくり見て行ってください。いい感じですよね。

 

さて、そろそろ出発の時です。

見に来た人たち一堂で見送ります。

今度は電源車が連結されていない方が最後尾なのでロイヤルさんの顔がじっくり見れます。

 

いつか、また見れたらいいな…乗れることはないと思いますが…

行ってしまいました…

 

ですが、まだ旅は終わりません。もう13時ですから、昼ごはんですよ昼ごはん!つづきます!