今回は、遠賀川駅の訪問記です。

(訪問日:2024年3月4日)


  ​遠賀川駅の概要

遠賀川駅は、1890年に開業した福岡県遠賀郡にあるJR九州 鹿児島本線の駅です。

国鉄時代は室木線・芦屋線が当駅から分岐していました。


  ​駅構造


(駅舎)

2017年に旧駅舎が火災で焼失したため、2021年に新駅舎が建設されました。駅舎は非常に綺麗で改札口には駅員さんが常駐しています。


(ホーム)

単式ホーム1面1線、島式ホーム2線と中線+待避線の構造となっています。

2面5線に側線もありますから、規模は大きい駅と言えますね。


(側線)

一番手前の線路は3番のりばの線路、手前から2番線の線路は待避線となっていますがこちらは非電化となっており、主に工事列車が使用します。

一度だけ無理矢理電車が入ろうとしたケースがありました(苦笑)


かつてはレールセンターがありましたが、跡地は保線車両の留置場所・社員研修センターとなっています。


また室木線と芦屋線があった痕跡は駅東側にある西川に橋梁が設けられているぐらいで、他は駅からは確認することが出来ませんでした。


  ​列車本数

※2024年3月16日のダイヤ改正後の本数です。

普通と区間快速が停車します。

朝ラッシュ時には最大毎時6本、日中は普通が毎時1本、区間快速が毎時1本停車します。

朝夕ラッシュ時には当駅始発の門司港方面への普通列車も運転されています。

また、荒尾駅まで直通する列車も設定されています。

現在、本州方面への直通列車は無く小倉駅または門司駅で乗換となります。


  ​利用者数

コロナ前2019年度の1日平均乗車人員は2522人でした。

【出典】Wikipedia「遠賀川駅」2023-12/3 8:12版


  ​主要駅への所要時間

小倉駅:約32分

下関駅:約46分

広島駅:約5時間10分(在来線)  

          約1時間30分(小倉から新幹線)

岡山駅:約9時間5分(在来線)

          約2時間5分(小倉から新幹線)

大阪駅:約12時間10分(在来線)

          約3時間10分(小倉から新幹線)

博多駅:約36分

熊本駅:約3時間10分(在来線)

          約1時間45分(博多から新幹線)

鹿児島中央駅:約2時間20分(博多から新幹線)

長崎駅:約2時間45分(赤間からリレーかもめ・かもめ)

大分駅:約1時間45分(折尾からソニック)

宮崎駅:約5時間(折尾からにちりんシーガイア)

直方駅:約30分

東京駅:約5時間30分(小倉から新幹線)

米子駅:約7時間40分(新山口から特急Sおき)

鳥取駅:約8時間45分(新山口から特急)


神戸港(六甲)

 遠賀川16:37→普通→門司17:22

 門司駅17:35→連絡バス→新門司港

 新門司港18:40→阪九フェリー→神戸港7:10


  ​バス路線

西鉄バスの遠賀川駅と直方を結ぶ路線(66・68号系統)が毎時1~3本発着しています。


また、芦屋町のコミュニティバス「芦屋タウンバス」、遠賀町コミュニティバスの路線も発着しています。


  ​駅周辺

名前の通り、駅東側には遠賀川が流れています。

また前述の通り遠賀川の手前にある西川には室木線の橋梁も残されています。

駅周辺は一軒家や商店が多い印象を受けました。


 ​一言

この駅から分岐していた室木線や芦屋線が現代まで残っていたらどうなっていたのかも想像してみたくなるぐらい人の数は多かったです。

機会があれば廃線跡探索もしてみたいですね。


以上、遠賀川駅の訪問記でした。


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