棚田の水路を見学してきました。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 水路の石垣を作ってはいるのですが、石垣について、明確なイメージが持てないまま制作を進めてみても、納得いくものは出来ません。

レイアウト上の水路の位置

 

 そこで、水路の実物を観察することにしました。

 行先は、八女市星野村の広内・上原地区の棚田です。

 この棚田は、前回登場した久木原高良玉垂命神社の先にあり、久留米からは1時間程度の道のりです。

 

 棚田に着きました。この棚田、この辺りでは「石垣の棚田」として有名で、水路の壁も石垣で作られています。

棚田全景

 

 水路部分を拡大しました。水面が見えないのでわかりづらいですが、写真右上から写真左下にかけて下っていくのが水路になります。水路に架かる橋がお分かりになるでしょうか?

水路部分の拡大

 以下の2枚は、この橋から撮影したものです。

 橋から上流側を見たところです。野趣に富んだ石垣ですね。

水路の上流側

 

 橋から下流を見たところです。石垣には、大きな石が目立ちます。

 水路の傾斜が急だからでしょうか、途中に堰が設けられています。

水路の下流側

 

 水路が合流する川です。

 大きな石がありますね。水路の石垣には、こんな石が使われたのでしょう。川の上流部に位置する棚田ならではの特徴のように思われます。

河原の大きな石

 

 我がレイアウトの田んぼは、この棚田のように、川の上流部(=山の中)に位置するわけではないので、こんな大きな石で水路の石垣を構成するのはおかしいですね。

 「しまった! これじゃ参考にならんばい!」と後悔しながら、周囲の石垣を見渡すと・・、おお! いい感じの石垣があるじゃないですか。

 小さな石で構成された石垣の様子です。

小さな自然石の石垣

 

 小さいながらも野趣に富んだ表情をしています。

 私の田んぼの水路壁は、こんな感じで作ることにしましょう!

 やっぱり、来て良かった!

 

 さて、私がこれまで製作した石垣は、こんなのや・・

トラフガーダーの翼壁

 

・・こんなのです。今度の石垣は、もっと思い切って凹凸を強調しなければなりませんし、角も丸めねばなりませんね。う~ん、ちょっと難しそうです。

川正城本丸石垣

 

 帰りに撮影した杉林です。

 すっかり葉を落とした木々の枝を前景にして、茶色に枯れた杉だけでなく、黄色に枯れた杉も見えます。冬なのに、意外に色彩が豊かですね、私のレイアウトの季節設定は冬です。一部に、こんな感じの杉林を作るつもりです。

冬の杉林

 

 今日も頑張ってくれた我が愛車、”MT25ツーリングスペシャル”です。

 往復2時間ちょっとじゃ物足りなかったかな?

MT25・ツーリングスペシャル

 

 模型作りには、やっぱり、実物の観察が大事ですね。

 大抵の観察はグーグルマップで間に合いますが、たまには、外に出て現場の空気感を味わうのも悪くはありません。

 

 本日も、ご訪問ありがとうございました。