水路の石垣を作ってはいるのですが、石垣について、明確なイメージが持てないまま制作を進めてみても、納得いくものは出来ません。
そこで、水路の実物を観察することにしました。
行先は、八女市星野村の広内・上原地区の棚田です。
この棚田は、前回登場した久木原高良玉垂命神社の先にあり、久留米からは1時間程度の道のりです。
棚田に着きました。この棚田、この辺りでは「石垣の棚田」として有名で、水路の壁も石垣で作られています。
水路部分を拡大しました。水面が見えないのでわかりづらいですが、写真右上から写真左下にかけて下っていくのが水路になります。水路に架かる橋がお分かりになるでしょうか?
以下の2枚は、この橋から撮影したものです。
橋から上流側を見たところです。野趣に富んだ石垣ですね。
橋から下流を見たところです。石垣には、大きな石が目立ちます。
水路の傾斜が急だからでしょうか、途中に堰が設けられています。
水路が合流する川です。
大きな石がありますね。水路の石垣には、こんな石が使われたのでしょう。川の上流部に位置する棚田ならではの特徴のように思われます。
我がレイアウトの田んぼは、この棚田のように、川の上流部(=山の中)に位置するわけではないので、こんな大きな石で水路の石垣を構成するのはおかしいですね。
「しまった! これじゃ参考にならんばい!」と後悔しながら、周囲の石垣を見渡すと・・、おお! いい感じの石垣があるじゃないですか。
小さな石で構成された石垣の様子です。
小さいながらも野趣に富んだ表情をしています。
私の田んぼの水路壁は、こんな感じで作ることにしましょう!
やっぱり、来て良かった!
さて、私がこれまで製作した石垣は、こんなのや・・
・・こんなのです。今度の石垣は、もっと思い切って凹凸を強調しなければなりませんし、角も丸めねばなりませんね。う~ん、ちょっと難しそうです。
帰りに撮影した杉林です。
すっかり葉を落とした木々の枝を前景にして、茶色に枯れた杉だけでなく、黄色に枯れた杉も見えます。冬なのに、意外に色彩が豊かですね、私のレイアウトの季節設定は冬です。一部に、こんな感じの杉林を作るつもりです。
今日も頑張ってくれた我が愛車、”MT25ツーリングスペシャル”です。
往復2時間ちょっとじゃ物足りなかったかな?
模型作りには、やっぱり、実物の観察が大事ですね。
大抵の観察はグーグルマップで間に合いますが、たまには、外に出て現場の空気感を味わうのも悪くはありません。
本日も、ご訪問ありがとうございました。