京王7000系デビュー40年 | まほろ市発なんでもありのブログ

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3月9日、京王7000系がデビュー40年になりました。




京王7000系は京王線としては初めてのオールステンレスカー。


基本的な設計は当時の京王線の花形6000系に準じてはいますが、窓に丸みを持たせたり、ヘッドライトとテールライトが一体化したケースに納められるなどマイナーチェンジが見られます。


特にテールライトが腰下に戻ったのは昇圧時に引退した車両以来ですね。


雰囲気がほぼ同世代の東武9000系に似ていますね。


当時の各駅停車は主に緑色に塗られたグリーン車両が主役でしたが、それらを置き換える為に各駅停車用として導入されました。


特に内装面では通路の真ん中が赤く塗られていたのが特徴的でした。



デビューした時は京王ニュースの一面にでかでかと載り、当時の京王帝都電鉄の画期的な新車と取り上げられたのが懐かしいです。


しかしこの電車の登場で好きだった当時の緑の電車たちや、5100系吊り掛け車両たちが姿を消して行く事になりました。


その後も7000系はマイナーチェンジが行われて、側面のコルゲートがビートプレスになったり、おでこの標識灯が方向幕と一体化されたりだいぶ変化が生じました。



仕事などで京王線を使うようになってからは、6000系と同じ界磁チョッパの京急800系のようなモーター音を響かせて走る姿は幼き時をいつも思い出していました。


そんな矢先6000系も引退し、京王線はVVVF車に統一されあの懐かしいモーターの音も聞こえなくなりました。


でも腐っても鯛。

あの懐かしい初期の7000系を見ると、いつも昔を思い出します。




昨日でデビュー40年か。京王の歴代の電車ではかなり長生きした部類ですね。


2600系なんか26年しか走りませんでしたから。


そんな気持ちになった春の日でした。