思いつくままに書くブログ

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旭川→遠軽 特急〈大雪1号〉乗車記 キハ283を期待してたのにィ…

2024-03-10 06:14:25 | 2024年の旅行記(国内旅行)
旭川駅構内の「なの花」でラーメンを食べ終えたのは10分前、改札横のセブンに寄る余裕もあった。



12時41分発〈大雪1号〉で遠軽まで、そこで名寄本線代行バスに乗り換えて紋別へ。ほぼ同時刻(12時45分)に駅前から紋別行きの高速バス〈オホーツク号〉もあり、そちらが速いのは言うまでもない。しかし久しく乗っていないキハ283に乗りたいし、前回石北本線に乗った時はリフレッシュ運休で遠軽から上川まで代行バスに乗ったから尚更で。3番ホームに上がったのだが…。



えっ…



なんでキハ261系ラベンダー編成で代走なんだよ!一般人は喜ぶかもだけど私はがっかりだよ!!



その代わりにLEDが鮮やかで、14系時代の大雪を彷彿させてはくれます。これはキハ283にはできない。しかし、4両編成と言うからキハ283だと所定3両なので流氷観光シーズンで1両増結なんだと思っていたが、ラベンダー編成だとキハ260-5302を抜き取って4両で。過去にこの編成で〈オホーツク〉〈大雪〉に充当した時は5両フル編成だったのに、なにか理由があるのだろうか。もっとも石北本線の特急が3両だの4両だのといっている時点で終わっている。国鉄時代は7両8両はあたりまえ、10両編成ということも普通でした。80系には食堂車組み込みで、子供の頃旭川から岩見沢へ行くのに〈おおとり〉が来たので乗りたいと親にせがんだが、こんな古いのよりあっちの電車の方がいいだろうと781系のライラック。札幌までノンストップのホワイトアローが運転開始された頃の話。



編成は遠軽側から増1号車、1号車、2号車、3号車で1と2は指定席でほかは自由席。増1号車はイベント列車や全席指定の列車の場合はフリースペースとなり宴会にもってこいですね。今回は自由席ですが嫌厭されて客は4人ほど。私も指定席で無かったら…車掌に言って指定席を放棄しようかな…やっぱり指定席に座る。こちらも全席にコンセントが完備なので便利ではあります。指定席では検札しないので切符をホルダーに入れる必要などないのだが結構みなさん挿しています。ちらと見ると札幌からのラッチ内通し特急券や旭川発のえきねっとトクだ値が大半。札幌から乗る場合でもライラックとは別々にえきねっとトクだ値を買ったほうが安い。



遠軽まで大雪利用だと55%引きになってたったの2,340円。ちなみに特快〈きたみ〉だと通常運賃2,860円と逆転現象発生中。ちなみにオホーツクだと割引はありません。列車は定刻通りに旭川を発車、指定席はざっくり6~7割程度の乗車率。



鉄道旅行の友は2つくらいは必要ですね、バスだとそれが無理だからやっぱり鉄道がいい。車内販売はありません。



そしてつまみは駅前のイオンで買った480円の寿司パック。ハーブ塩で食べる握りとあって醤油はついてない。よって少しだけ振ってみてつまんだが旨くない。何でもかんでも塩で食べさせたら旨いというわけではない、天ぷらだって大根おろしたっぷりの天つゆにどっぶりつけたほうが旨いに決まっている。実はリュックの中に携帯用のしょうゆがあるのでそれに変えて残りを食べたが、ラーメン2杯に寿司折りは完全に食べすぎ!



石北本線に入ってしばらくは銀世界、特急とはいえ最高速度95キロの路線ですのでそれほど速くありません。体感では80キロ台のような。



上川ではひとり乗車しふたり下車。しきりにこの列車は白滝は通過しますと案内をしている。次の停車駅は丸瀬布なのですが、白滝はオホーツクしか停まらない。列車本数も少ないし、停めたところで経費が変わるとも思えないし大雪も停車にすればいいのにね。上川を出ると山地を超えるべく勾配が続くがそこはキハ261、かつてのキハ183よりずっと軽快に走りますね。



途中で鹿が横切ったのか急ブレーキかかったものの逃げてくれたようで停まりはしなかった。北海道は鹿が増えすぎた、2022年で推定69万頭道内にいるそうで。昔と違ってハンターも減ったし、一時期は保護政策で禁猟したのも大きい。ちなみに実家の親は狩猟免許を持ち、ライフル銃があるはずだがいまはどうしているのだろう。残っているのなら早めに処分してほしい、猟銃は相続となると厄介で、結局は遺族が処分するかほかのハンターに譲るほかない。猶予は死後50日だそうで、それを過ぎると銃刀法違反になるからね。



中越、上越と過ぎて石北トンネルに入ると走行音も軽快になる。奥白滝を過ぎ線路に並行して国道333号が見えるものの車は1台も走っておらず。というか浮島から北見峠を経て遠軽までの区間は無料の旭川紋別道があるので、わざわざ冬の峠越えをする車などいないといっても過言ではない。沿道は無住地なので冬季通行止めにしても問題は無いと思うのだけど、旭川紋別道が自動車専用道路なので徒歩や自転車、軽車両の通行を確保すべく、冬だから皆無なんだけど(歩いてたら遭難する)道を確保しないといけないらしい。あとは通行止め時のう回路として。ほんと無駄だとは思うけど。白滝を通過して丸瀬布停車。乗降なし。

瀬戸瀬では5分停車して〈大雪4号〉と行き違い、あちらはキハ283でした。瞰望岩が見えれば遠軽は近い、車内で10人ほどが立ち上がって降りる準備で結構利用者が多いんだなあ。てっきり北見まではそれほど変わらないと思ってた。



遠軽に1分遅れで到着、よって停車時間は3分。



いまだに紋別・名寄方面が残っていることでちょっと有名。





運賃表は60キロ弱離れた北見までしか全駅表示されてない。流動がよく分かる。



一方で話せる券売機が設置されている。短距離券もマルスシステムを介在しないで買えるようになっています。マルス券紙のエド券。



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