第611回で掲載した鳥居の手前を左に入ると山へ登る車一台が通れるくらいの路が、山に向かって伸びています。昼なお暗いその山道を登ると視界が開けるとつづら折りの道に出ると六丁峠と呼ばれる場所に出ます。このつづら折りを下ると清滝川と保津川の合流点に近い場所にでてさらに進めば保津峡駅へ行くことができます。この俯瞰撮影はこの六丁峠付近から撮ったもの。かつてディーゼル機関の列車たちがにぎやかに行き交った山陰本線の旧線の跡は、嵯峨野観光鉄道に引き継がれ、その風光明媚な車窓は今も生きています。

ところでにトロッコ嵐山の駅名ですが、嵐山があまりにも遠いのでそれなら奥嵯峨口とかトロッコ竹の路とかの駅名に変更した方がいいように個人的には思います。

 

2016年8月31日 嵯峨野観光鉄道 トロッコ保津峡-トロッコ嵐山