変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2024/02/12 四国鉄道文化館を初訪問

こんにちは、潔く銀です。この日は、前々から気になっていた伊予西条にある四国鉄道文化館を訪れることにしました。

 

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この日は、今治市を出発後にロイヤルエクスプレスを撮影してから、前々から訪問してみたかった四国鉄道文化館を訪れました。ここには、初代0系新幹線やDF50形ディーゼル機関車も置いてあります。鉄道博物館好きにとっては、押さえておきたい場所の一つです。伊予西条を通ることは、ちょこちょことあるのですが通り過ぎることが多く、これまで機会に恵まれませんでした。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

まずは、九州管内も走行したことがあるフリーゲージトレイン 第2次試験車から視界に入ってきました。四国に新幹線を走らせることは難しいですが、フリーゲージトレインであれば、四国にミニ新幹線を走らせることがもしかしたらできたのではないか・・・そんな夢のある計画もありました。個人的には実現してほしかったところです。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

館内に入ると目の前に現れたのはC57 44号機でした。鉄道ファンからはスマートなたたずまいから、貴婦人と呼ばれる形式になります。過去写真を見ていると、下のほうについている補助灯2灯はついてなかったみたいです。この形式の最後は、北海道で走っていたらしいので、北海道仕様をイメージしているのでしょうか。とてもカッコよかったです。

 

 

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

SONY α7RII + FE 28mm F2

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

次は、DE10 1号機です。最近だとSL人吉の復路などで、九州の黒色DE10を撮影することが多く、馴染みある機関車ですが初号機は四国に配備され活躍してたそうです。松山機関区所属の証である「松」の札が刺さってました。四国だからなのか青に白文字となっており、赤い機関車に似合ってるなーと感じました。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

続いて、キハ65 34です。この形式は2年ほど前まで長崎本線で活躍していましたが、昔は四国でも活躍していた形式です。初の冷房車で、当時は革命的な車両だったと、当時18切符旅をしていた先人たちから話をよく聞きます。この車両は、2008年まで運行されていた車両のようですが、九州では2021年まで運行されており現役で走っているところを見れてよかったなと今になって思います。

 

 

 

SONY α7RII + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

続いて、南館に移動して0系新幹線を見にいきました。1両丸ごとは入ってませんが、0系21-141が保存されています。四国には新幹線は走っていませんが、新幹線の元祖として後世に伝えるというために、JR四国が譲り受けていたのは素晴らしいなと感じます。ちなみに、反対側の先頭車22-141は、イギリスにある国立ヨーク鉄道博物館に保存されています。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

個人的に一番好きなポイントは、この丸目のベッドライトです。近代的な新幹線は、シュッとしたスタイリッシュなものが多くなりました。0系新幹線はこの可愛らしいデザインも愛された理由かなと思います。愛車も丸目なので、丸目ヘッドライトに弱いだけかもしれませんが・・・(笑)

 

SONY α7RII + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

そして、上からです。南館には0系新幹線だけではなく、DF50 1号機も一緒に展示されています。このDF50 1号機は、機関車は準鉄道記念物にも認定されているとても貴重な車両です。しかも、動態保存らしく走ることが可能なようです。そのため、伊予西条駅から線路が伸びており、繋がっているという・・・

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

魚眼レンズでワイドに・・・特に余計なものがついていなくて、かなりスタイリッシュな機関車だなと思いました。このDF50 1号機は、米子や長野、敦賀機関区などに配備された経歴もあり、かなり色々な場所を走っています。年始に訪れた敦賀赤レンガにある鉄道ジオラマでも走っていましたかと思います。

 

 

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

一度で良いから走っているところ、客車を引っ張っているところを見てみたかったです。かつてはブルートレインを引っ張った実績もあるようです。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

両方ヘッドライトが点灯している状態だったので、2台合わせて記録しました。屋根を見てもらうとわかるかと思いますが、この四国鉄道文化館は木造です。木造トラスと呼ばれる構造ですが、設計に曲げた木を採用しているという・・・魚眼レンズを使用しているので、少し分かりにくいですが建物も何気にすごいというのが面白いポイントでした。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

帰り際にちょうど普通列車がやってきたので、軽く撮影をしました。この日は、少しだけ気温が低かった影響もあり、山頂付近には少しだけ雪が被っていました。四国山地の標高の高さを感じます。

 

SONY α7RII + FE 28mm F2

 

最後に、鉄道文化遺産カーバイド倉庫です。注水厳禁と書いているのは、カーバイドは炭化カルシウムで、水を反応させて発生したアセチレンを燃やして、ランプとして使用していました。綺麗なレンガ造りのため、すぐに何かの鉄道遺産だと思いました。伊予西条駅には、レンガ造りの給水塔もありますが少し遠かったので、記録するのは諦めました。

というわけで、これにて四国鉄道文化館を後にしました。鉄分の濃いものが展示されており、かなり楽しむことが出来ました。来てよかったです。この後は、戻るついでに愛ある伊予灘線を訪れることにしました。続きます。

 

 

P.S

鉄道博物館を訪れるのは約1年半振りでした。なんやかんや鉄道好きが抜けないので、未だに子供みたいに楽しんでしまいます。

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