山形交通三山線(1974年廃止)の電車が保存されていることを知りました。

場所は、旧.三山線沿線の「設楽酒造酒蔵資料館」で、当時は羽前高松駅から三山線代替路線バスが走っており、時刻表にも記載されていたので容易に辿り着けました。

保存車両は木造単車のモハ103で、事業用車として最後まで残った車両でした。

木造、降雪地帯、露天と悪条件下での保存でありながら、極めて良好な保存状態でした。

ただ、訪問から30年の歳月は木造車両には過酷だったようで、最近のネットニュースで「天井崩れ、車体もゆがみ・・」と、倒壊の危機に瀕しているのを知りました。