大阪と伊勢志摩を結ぶ阪伊特急は今年30周年の23000系伊勢志摩ライナーや昨年45周年を迎えた30000系ビスタカーが活躍し、前者はパノラマデッキ(前面展望スペース)やデラックスシート、サロンカーがあり後者は2階建て車両が見所ですが30000系の2階席はレギュラーシートの扱いなので運賃+特急料金で利用出来、高い所から車窓を楽しみたいって思った時は有り難いです。阪伊は停車駅の多い乙特急が多く、「しまかぜ」を除くと停車駅の少ない甲特急は土休日に下り2本、上り1本運行されるだけですがその中でも下り2本目になる3905レ(大阪難波9:45発鳥羽行き)は30000系の運用で、「しまかぜ」と同じ停車駅で運行される列車になっています。ただ今月16日(土)のダイヤ変更で乙特急905レ(大阪難波9:40発鳥羽行き)になってしまいますが・・・


(2020.10.25 伊勢市〜宮町間にて撮影)

 伊勢市付近の連続カーブ区間を走る30000系4両編成の阪伊乙特急です。列車は賢島9:00発の大阪難波行き6904レで、この日はV12が充当されましたが後ろに見えるホテル三交イン伊勢市駅前の隣のビル(MiraISE(ミライセ))が工事中な所に時代を感じます。


(2020.10.25 宮町〜伊勢市間にて撮影)

 同じく伊勢市付近のカーブを走る30000系4両編成の阪伊乙特急です。こちらは大阪上本町8:10発の賢島行き6803レで、この日はV04が充当されましたが上本町の地上のりばを始発とする賢島行きは本数が少ないため貴重であり、同駅で発車を見るのも良いです。