北陸新幹線の延伸開業を約1ヶ月後に控えた2月10日。延伸区間の特急列車は数えきれない位乗車して非常に思い入れがあるので、最後にもう一度乗車しておきたいと思い、特急「サンダーバード」を利用して金沢まで1往復してきた。オプション付きで。

 

■2月10日(土)

 

特急「サンダーバード」に乗車するにあたり、どの列車が面白いか考えた。朝一番の列車から5本の間だけで停車駅が最小限の列車と一番多い列車があったり、同じ駅間の所要時間に差があったりと非常に迷うが、一番気合の入った走りをしつつ平均的な停車駅の「5号」で行く事にした。

 

せっかくなので全区間乗車する為に、学研都市線の始発列車で一旦大阪駅へ。前を走る「サンダーバード3号」の入線前だったので、本番の「5号」をどう撮って記録するかシミュレーションしつつ朝食を購入。駅の風景を撮りながら入線を待つ事にした。

 

↑まだ7時前の大阪駅。休日で通勤の混雑も無く、のんびりした朝を迎えている。@大阪駅

 

↑前を走る特急「サンダーバード3号」。敦賀行きになると同時に無くなる自由席の案内。@大阪駅

 

↑金沢行きの発車票。ゆるいイラストの681系が見送ってくれる。@大阪駅

 

↑金沢の行先表示の文字をしっかり絡めて。側面のイラストもうまく写し込めた。@大阪駅

 

 

↑この日は683系R15編成が増結されていた。新旧の塗装の違いをまじまじと観察出来た。@大阪駅

 

 

↑旧塗装でもロゴの無い編成があるので、久々にこのロゴを見る事が出来て嬉しかった。@大阪駅

 

そして7:40に定刻で大阪駅を発車。神メロディの「北陸ロマン」が流れてから案内放送が始まり、これから北陸に向かうという気分が高揚してくる。そして新大阪、高槻、京都と停車。3連休の初日なので車内は活況を呈していた。結構喋る乗客が近くに居て鬱陶しかったが、朝の8時前からお麦汁を口にし、流れる景色を眺めるのは最高だ。

 

近江塩津で湖西線から北陸本線に入る。そして敦賀の到着案内では北陸新幹線の敦賀駅の紹介があり、今後とも敦賀と北陸新幹線をよろしく的な放送があったが、これもこの時期ならではのもの。複雑な思いで聞いていた。

 

敦賀から先は北陸新幹線と付かず離れずのルートで数回交差で絡み合いながら金沢へ。あっという間の3時間弱の旅だった。

 

 

↑列車は小松を過ぎ、北陸新幹線と交差する場所を通過。@明峰付近

 

↑コンスタントに110~130km/hを出し、乗車していて非常に楽しかった。

 

↑金沢に到着してすぐに「回送」幕に。ピンクの鮮やかな座席が登場当初の色で何だか嬉しい。@金沢駅

 

↑乗車したのは9号車の「クモハ683-5511」。この車両自体は新しいので今後も活躍してくれるだろう。

 

朝も早く中途半端な朝食だったので、10時台なのにお腹が空いてきた。次のネタまで時間があるので、関西でも食べる事が出来るあの店の総本山へ行ってきた。

 

■乗車列車

木津531→京橋630 区間快速 207系7両 モハ207-510

京橋637→大阪644 普通 323系8両 モハ323-42

大阪740→金沢1025 特急「サンダーバード5号」 683系12両 クモハ683-5511

 

vol.2に続く。