24/3/1 その1 四国ロイヤルエクスプレス 岡山駅にて | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

ブルートレインを彷彿とさせる編成

それでは,「【旅行記】24/3四国観光列車」を開始します.今回の旅行記は3/1の「THE ROYAL EXPRESS SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」を「岡山→高松→琴平」で追いかける行程と,3/2の「予土線伊予灘ものがたり ぽっぽ編・ほくほく編」の乗車行程を交互に掲載します.次の記事は3/2の行動になります.

 

なお,以後「【旅行記】24/3四国観光列車」において,「THE ROYAL EXPRESS SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」は「四国ロイヤルエクスプレス」と表記します.また,必要に応じて「ロイヤルエクスプレス本運転(伊豆急行線)」「北海道ロイヤルエクスプレス」などの表記もいたします.

 

これまでの旅路

 

 

 

 

最近は鉄道観光活用が盛んとなっていますが,まさか,現在のスキームで「私鉄車両を営業列車客車としてJR線を走行させる」ことが実現するとは驚きました.伊豆急2100系R-5編成「THE ROYAL EXPRESS」は,2020年より夏季に「北海道ロイヤルエクスプレス」として運行されるようになり,この「四国ロイヤルエクスプレス」においてもそのノウハウが詰まった運行となっています.性質上,容易に実現はできないことであり,筆者が目をつけたのは自然なことでした.当初は祝日でもあった2/23の訪問を予定していましたが,「予土線伊予灘ものがたり」と組み合わせるのも自然となり,スケジュールの調整を行い,今,岡山駅に立つことができました.「四国ロイヤルエクスプレス」はJR四国の救済の側面がありますが,3泊4日のツアー価格は100万円となっていました.とても乗車は検討できませんでした.

「四国ロイヤルエクスプレス」は岡山駅の5番のりばから発着しますが,そこへは推進運転で据え付けられました.この日の牽引機はEF65 1120号機,「ATS-P」が装備されておらず上郡以東へ入線できないこの機関車にとっては滅多に就けない花形運用です.列車が据え付けられた時点では利用者の方々を見送るには早かったようで,まだ旗の配布もなされていませんでした.結果として,筆者もこの日「駅撮り鉄」として動くことになります.

車両の細部に関しては後でじっくり見ることができますが,ここでもカメラに収めておきます.

先頭部にはご丁寧に「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」と書かれています.これは「北海道ロイヤルエクスプレス」と同様の措置で,模型で再現する場合は注意が必要です.ただし,執筆日現在「ロイヤルエクスプレス」の模型はプラレールと,エンドウのブラス製16番しかありません.エンドウ製品も作り込みが光る「プレミアムエンドウシリーズ」となっており,その価格は100万円を超えます.このツアーと同程度の価格になっています.

岡山駅ならではの並びも収めておきます.わかりにくいですが,EF510と「ロイヤルエクスプレス」が並ぶのも実は岡山だけです.

この時点ですでに多くの方々が集まっています.381系も写る構図にしようと思うのであれば,このようにするしかありませんでした.

さらに「カンガルーライナー」とも並びます.「カンガルーライナー」は現代的なブルートレインと言える色合いですが,ブルーの色がかなり異なります.画像に収めておりませんが,この日はハローキティのコンテナも搭載されていました.

10:10ごろ,いよいよ「四国ロイヤルエクスプレス」の旅が始まりました.

筆者も,これからその「四国ロイヤルエクスプレス」を追いかける旅を始めることになります.次は,児島駅を目指します.

 

続く

 

 

「【旅行記】24/3四国観光列車」は,3/1と3/2の内容で交互掲載します.