JR東海の113系2000番台の3両編成の加工を続けている中で、クハ111-2000番台用に加工している床板に遮光ケースのネジ止め用ボスを移植しましたが、以前に加工したTOMIXのキサシ180と共に、ネジ止め用ボスの色が床板と色が異なるため不必要に目立ちます。一寸気になりますので手を加えてみました。

 

TOMIXのキサシ180旧製品に、BMTNカプラー対応の現行製品用の床板を加工して使用しています(→こちら)が、追加した台車ネジ止め用ボス(2個)とウエイト取付用ボス(4個)の色が、共に床板の色と異なることから不必要に目立っていました。

 

台車ネジ止め用ボス(2個)とウエイト取付用ボス(4個)に、灰色塗料(Mr.カラーの呉海軍工廠標準色 3/4つや消し:No.601)を筆塗りしてみました。色合いが近くて殆ど目立たなくなり、小細工ですが効果抜群です。

 

次は、KATO製のクハ111-2000番台用に加工した灰色の床板端材です。

前部台車の直ぐ後ろに、前面用ライトの遮光ケースをネジ止めするためのボスを移植しました(→こちら)が、これも色が違うので目立ちます。

 

床板後部を接合後の姿ですが、前述のキサシ180と同じ塗料で筆塗りしてみました。床板に対して少し暗い色合なのですが、効果は十分に得られました。

 

実は、クモハ113-2000番台用の黒色モールドの床板を灰色に塗り替えるにあたり、灰色塗料としてこの塗料(Mr.カラーの呉海軍工廠標準色 3/4つや消し)を、そのまま塗った場合にどの程度の差異が生じるのかを確認してみる目的を兼ねていました。床下全体の広い面積に塗った場合、連結した車両の灰色モールドとは明らかに違う色に見えるレベルですので、やはり調色することにします。

 

こんなことをして遊んでいるうちに夕暮れを迎えてしまい、本命の調色には至りませんでした。

 

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