今回は、貨物列車廃止直前の岳南鉄道吉原駅の写真をご紹介します。下の写真は、吉原駅のED402号機です。「さようなら貨物列車」のヘッドマークが付いていました。
岳南鉄道は、吉原〜岳南江尾間9.2kmの路線です。2012年3月16日で、貨物列車の運行が終了しました。岳南鉄道は、貨物列車の運行終了で採算が悪化し、その後2013年から岳南電車株式会社が運行を行っているそうです。下の写真は、JR東海道線吉原駅ホームから見た岳南鉄道吉原駅です。
隣にED402号機がいました。
ED40形は、ダム建設の資材運搬用に、松本電気鉄道が1965年(昭和40年)と1966年に1両づつ製造した、日本車輌製造の電気機関車です。
ダム建設が終了し、用途がなくなったED40形は、1971年(昭和46年)に岳南鉄道にやって来ました。
岳南鉄道の貨物列車は2012年3月に終了しました。
ED40形は岳南富士岡駅の「がくてつ機関車ひろば」に展示されました。
下の写真は、元京王井の頭線の7000形7003号です。7000形は、東急5000形を置き換えるために、1996年(平成8年)〜1997年にかけて、7001〜7003の3両が導入されました。京王井の頭線3000形の中間車デハ3100を京王重機整備で両運転台化された車両です。