最近、視聴したTVネタ | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 今の若者はテレビを視ないそうだが、BS放送では結構マニアックな番組が放送されているので、たまに薦めてみるとBSの受信環境がないと言われて驚くことがある。あらゆる面で二極化が進んでいるようだ。
 さて、最近面白かった番組の雑談を少々。まずはBSフジの「トレ活」だが、先月のテーマは「貨物鉄道輸送」だった。旅客列車と違って実際に乗ることが出来ないし、日常生活で利用するものでもないので、なかなか知る機会のない世界だが、これがなかなか面白かった。
 子供の頃の貨物列車といえば、さまざまな種類の貨車が雑多に連結されており、眺めているだけでも面白かったのだが、近年はコンテナ車とタンカーばかりになってしまったため、正直なところ興味を失っていた。ところが番組に出演したJR貨物社員氏の熱いトークで改めて貨物列車の魅力を再発見させてもらった。
 過去の画像を振り返るコーナーもあったのだが、広大なヤードでの仕分けや入れ替え作業が懐かしかった。「突放」なんて用語、今の若い鉄には通じないだろうな・・。ゲストの若い撮り鉄が懐かしの機関車を見て「ホントに走ってたんだな・・」と呟いたのには笑ってしまったが、そのぐらい遠い昔の世界になったのだろう。
 冒頭の画像は、何か貨物列車にちなんだものを・・と選んだイメージ画像。2006年に武蔵野線で撮影したものだ。
 NHK-BSの「沁みる夜汽車」は定期的に新作が放送されているが、無理やり作っているようなエピソードもあり、最近はマンネリ気味。それでも最新作では桜木町駅のそば屋「川村屋」の復活を拾っていたのは興味深かった。あって当たり前だったものが次々と消えていく昨今、継続していくことの大変さが伝わってくる。
 地上波のNHKでは「解体キングダム」が渋谷駅の大改良工事の裏側を取材。大ターミナルで行われている大工事の裏側を知ることが出来るのは、まさにテレビならではの醍醐味。大動脈の列車運行に支障をきたさず、何よりも安全第一。工事責任者が背負う重圧はいかほどのものか、想像を絶するものがある。6日に続編の放送が予定されている。