サフィール踊り子に乗ってみた④安く乗る方法 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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③の続き

『サフィール踊り子に乗ってみた③グリーン編』②の続き『サフィール踊り子に乗ってみた②Pグリーン』①の続きとなります。『E261系 サフィール踊り子に乗ってみた①』   JR東日本 E261系 サフィール…リンクameblo.jp

 

 

  サフィール踊り子に安く乗る…節約する方法

サフィール踊り子は全車グリーン指定席の特急列車となり、チケットレス割引やえきねっと割引もなく、お高い列車となります。

2023年から大人の休日倶楽部パスにグリーン車用が設定され始めましたが、新幹線の次に優先度が高いと言えるのがこの列車となるでしょう。

 

せっかくの旅行なのでお財布のことは少し忘れて乗ろうと言う考え方もありますが、運賃体系をよく知っておくと少しは安く出来るので乗るときには参考にしてください。

 

 

1.伊豆急行線内で乗車する

 

伊豆急行線内は特急料金もグリーン料金も均一になります。

2024年現在だとプレミアムグリーン料金が1,800円、グリーン料金が900円に加えて、特急料金が500円になります。
伊東から伊豆急下田までは1時間くらい、2,300円でプレミアムグリーンに乗れるとなれば、プチ贅沢感覚で乗れます。


伊豆急線内は海はもちろん、晴れていれば伊豆諸島もよく見えるので乗車のみを目的としても1つのアトラクションとして楽しめるのではないでしょうか?
 

1つ注意点を挙げるならば、えきねっとでは伊豆急行線内のみの指定券は予約することができません。

東京から伊豆急下田のようにJR線を跨ぐ場合であれば予約できるのですが、プレミアムグリーンは席数が少ないので当日になると買えない可能性もあり得ます。

 


2.100km以内で乗車する

 

在来線特急の場合、特急券もグリーン券も100kmを境にして大きく値段が変わります。

 

例えば、東京から熱海の場合、特急券とグリーン券を合わせると通常期4,660円となります。

一方、1つ目の停車駅である品川から熱海にすると2,500円まで下がります。
 

時間にするとたった6分の距離なのになぜこれほどまでに料金が変化するのでしょうか?

 

ここには料金体系が大きく関わっており、特急券は50km刻み、グリーン券は100km刻みで料金が変化するように出来ているのがその理由です。

 

東京から熱海までは104.6kmまでなのに対し、品川から熱海までだと97.8kmと100kmを下回ります。

そのため、そのため品川で乗降することで特急券もグリーン券も100km以内の計算に変わるので値段がグンと下がったということです。


これは有名なテクニックなので、今回上りサフィール踊り子に乗ったときも品川で降りて、次の東海道線を待って東京へ向かう人が見られました。

 

補足をするとこの手法は踊り子にも有効なので、品川で乗降すると多少節約することが可能です。

 

ちなみにスーパービュー踊り子の時代だと品川駅には停車していなかったのでこの方法を使うことは出来ませんでした。

 

簡単にネットで調べられる時代とは言え、一般の方は中々気付くのが難しいと思うので、ちょっとケチな気もしますが、少しでも安くするために参考にしてもらえればと思います。