サフィール踊り子に乗ってみた②Pグリーン | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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仙台を拠点として、色々な鉄道に乗っていきます。
他にも船や飛行機、レンタカーと活動範囲を拡大中です。
最近はホテルのレビューにも挑戦中です。

①の続きとなります。

 

 

  プレミアムグリーンに乗車

サフィール踊り子にはグリーン車の上にプレミアムグリーンと呼ばれる1ランク上のクラスが設定されました。

グランクラスとはまた別の料金設定で、ざっくり言えばグリーン料金にJR線内でプラス1,500円、伊豆急行線内も乗るとプラス2,400円掛かります。

 


座席は1+1配置、シートピッチは1250mmとグランクラス並みの豪華な室内空間の使い方になっています。


バックシェル型の本革張りのシートなのでリクライニングは前にせり出すような方式で、後ろの人に気兼ねなく使えます。

鉄道用の本革張りシートだとそのまま革が張られていたり通気性を考えて細かい穴が空いていたりすることが多い印象なのですが、サフィール踊り子は高級車のようなキルティング加工が施されているのがオシャレです。

 

電動式のリクライニングとレッグレスト、読書灯があり、操作パネルに集約されています。

一度にリクライニングとレッグレストが動かせるボタンが付いているのが使いやすいです。

座席上部にあるこのレバーは座席を回転させるためのものです。

ちなみに結構固め…。


隠し機能として窓側へ30度回転できる機能があります。
使っている人はいなかったです。


天窓があり、開放感がありますが、荷物棚はなく、荷物は車端部にある荷物置き場か足元に置く必要があります。

 

この大きさだとスーツケースは入らないのですが、伊豆は何泊もする旅行をする人は少ないとの判断なのでしょうか。

レッグレストを使うとちょうど足が当たらなくて、穴が空いてあることは良かったです。

しかし、荷物はカーペットの上とはいえ、床に置いてある人が複数見られたのでスペースが無いのはイマイチかと。
 

背面はフックのみで、テーブルは肘掛けに内蔵されており、1面とは言え大きめです。

 

ドリンクホルダーは手元にくぼみがあり、コンセントはテーブルのヒンジの下の方にあります。

全体としては壁も座席もは黒基調、肘掛けも木製パーツになっていて、高級感がありますが、グリーン車よりもワンランク上なのにドリンクはともかく、おしぼりのサービスも無いのは寂しいです。

 

伊豆急行線では景色という最高のサービスがあり、天気が良かったので伊豆大島をはじめとして、遠くの島まで見えました。

窓が大きく、海の間近を走行するので楽しめます。

 

ソフト面はともかく、ハード面で1つ気になるのはこの座席の背面処理だと自分の座っている様子が反射するところです。

 

最初に載せたこの画像だと反射がわかりやすいかな?

自分がリラックスして座っている様子が映るのってそんなに良いものだと思わないのですが、設計段階で気にならなかったんでしょうか…?

 

本革シートは適度のホールド感があり、高級で良いものなのですが、グリーン料金にさらに追加料金を払うほどかと言われると…ちょっと勿体無い気がします。

お気軽に乗れるものではないし、特別なときに一度は乗ってみると良いかもねってレベルです。

 

 

③グリーン編へ続く