南甲府駅（山梨県甲府市）

 

  南甲府駅

山梨県甲府市にある駅です。

身延線における甲府側の主要駅で、駅長も配置されています。

かつては富士身延鉄道の本社が置かれ、貨物の取り扱いも行われていた運行上の拠点駅となっています。

 

乗り入れ路線

・身延線

 

駅舎。2階建ての巨大なコンクリート駅舎です。

富士身延鉄道の本社を兼ねた駅舎のため非常に立派です。

細かい所にも装飾が施されており、富士身延鉄道の気合の入れようが伺えます。

駅前。ロータリーが整備されています。

駅舎内。大きい駅舎ですが、駅として使用しているスペースはごく一部です。

売店などもなくかなりシンプルな内装です。

切符売り場。昔は旅行センターが営業していたようです。

改札口。自動改札機や列車案内板は設置されておらず非常にシンプルです。

将来的にはICカード用の自動改札機が設置されるようです。

ホームは1面2線。駅舎とホームは構内踏切で結ばれています。

ホーム上には立派な上屋と木造の待合室が設置されています。

駅の構内は非常に広く何本もの側線が敷かれています。

昔は貨物の取り扱いが行われており、鈴与と三菱鉱業マテリアルへの専用線が伸びていました。

現在は回送列車の留置に使用されています。

極稀にですが普段は立ち入ることのできない駅舎の2階が公開されることがあります。

階段の手すりにもきちんと装飾が施されており、非常に重厚な造りを感じさせます。

2階部分。身延線全線開通90周年を記念して2階の一部が公開されていました。

かなり広いスペースなので、ふだん放置されているのはもったいない気がします。

南甲府駅には豪勢にも貴賓室が設けられており、このステンドグラスが飾られていたようです。

 

訪問日：2018/03/31、2023/12/01