八千代台駅【千葉県】(京成本線。2021年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
千葉県八千代市南東端、千葉市花見川区や習志野市との境界近くに広がる住宅街に位置する京成本線の駅で、駅勢圏内に住宅団地もあり、市の端っこにありながら乗降人員が多い駅である、
八千代台駅 (やちよだいえき。Yachiyodai Station) です。
 
 
駅名  
八千代台駅 (KS 29)   
 
所在地  
千葉県八千代市  
 
乗車可能路線  
京成電鉄:本線   
 
隣の駅  
京成上野方……実籾駅  
成田空港方……京成大和田駅  
  
訪問・撮影時  
2021年12月  
 
 
駅概要 (2021年12月時点)  
駅形態……………地平駅(1956年開業)。
駅舎………………橋上駅舎(1969年完成)。東西自由通路を兼ねています。
出入口……………東口、西口。
バリアフリー……○(各出入口にエレベータ・上りエスカレーターーあり)。
点字ブロック……各駅前広場~各出入口~改札~各ホームに設置。
駅前広場…………東西にあり(いずれもバス停留所、タクシー乗り場は北口のみ)。
 
 

東口です。北を望む。
駅ビルはなく、階段・上りエスカレーター・エレベーターで直接2階改札口へ向かう形になります。
また、2階部分にはデッキが右に延びており、右側にある京成系の商業施設ビル「ユアエルム」に繋がっています。
駅前広場は小さいですが、ラウンドアバウト式のロータリーを有しています。写真右の駅前広場南西端には西口に通じる自転車通行可能な地下道の出入口があります。
 
 

東口駅前です。南東を望む。左手に出入口があります。前方の駅前広場入口には「平和宣言都市」の時計塔があります(Wikipediaより)。
左前方のビルは「ユアエルム」です。古いビルで、昭和の雰囲気が漂っています。
奥に延びる駅前通り「エポラ通り」沿いには駅前商店街が形成されていますが、こちらも昭和の香りがします。
まぁ人口約20万人の八千代市のはずれにしては中心部レベルの市街地が広がっているのは特筆に値します。これは駅周辺に住宅街が発達しており、約1.3km~2.8km南の千葉市花見川区内一帯にはUR都市機構(旧・日本住宅公団)花見川団地もあるため、駅前が早期に発展したものと思われます。
 
 

 

こちらは西口です。東を望む。階段・上りエスカレーター・エレベーターがあります。
出入口の右隣にはテナント棟があり、「吉野家」などが入居しています。
また、2階部分からは駅前広場を横断する歩道橋が延びており、駅舎近くの左手にある商業ビル「アピア 八千代デパート」への連絡通路(訪問時は工事中)が分岐しています。
駅前広場はこちらも小さいですが、東口と同じくロータリーはラウンドアバウト状になっています。写真右方向の駅前広場南東端には東口に通じる自転車通行可能な地下道の出入口があります。
 
 
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西口駅前です。西を望む。左手に西口出入口があります。
こちらも駅前は市街地ですが、東口ほど商店が多くありません。
駅から離れると住宅街が広がっていますが、この西口一帯は日本初の住宅団地とされていて、昭和30年に街開きをしたそうです。その翌年に八千代台駅が開業しています。
また、約500m~3kmの一帯には陸上自衛隊習志野演習場があり、その南側は習志野市域になります。
 
 

駅前広場南側、ファミリーマート前には「住宅団地発祥の地」の記念碑があります。
 
 

 

橋上駅舎2階にある改札口です。北東方向を望む。右が東口、左が西口です。
 
駅員配置…………あり(有人駅。インターホンなし)。
自動改札機………あり(8通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………あり(窓口に面した右端自動改札通路を兼用。点字ブロック設置)。
幅広通路…………あり(右端通路)。
窓口………………あり(改札窓口、東口側にある定期券発売所)。
自動券売機………あり(改札口の右手前…ICチャージ可。左手前にはチャージ機あり)。
自動精算機………あり(ICチャージ可)。
トイレ……………改札内(多機能トイレ併設)、改札外東口駅前広場(車いす対応トイレ併設)。
付帯設備…………AED(改札内)、飲料自販機・コインロッカー・ATM(改札外)。
売店………………あり(改札外左側の「ファミリーマート」)。  
コンビニ…………あり(改札内の「ファミリーマート」。改札外は東西駅前に複数店舗あり)。
 
また、後方の通路沿いには「さぼてん(とんかつのテイクアウト店)」「越後そば(蕎麦店)」「ヴィ・ド・フランス(ベーカリーカフェ)」があります。
 
そして1階にある各ホームとは階段・上下方向エスカレーター・エレベーターで結ばれていて、バリアフリーに対応しています。
 
 

下り3番線に設置の吊下式駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯のようです。
京成の新デザインで、駅ナンバリングが併記されています (KS 29)。
下部には路線図と時刻表が設置されています。
 
 

駅構造……地平駅。南西~北東方向。
配線………島式ホーム2面4線。
 
左ホーム(東)は左が1番線、右が2番線でともに上り京成上野方面です。
右ホーム(西)は左が3番線、右が4番線でともに下り成田空港方面です。
内側の2番線・3番線が主本線(通過線。現在は臨時の「シティライナー」を除き全列車停車)、外側の1番線・4番線が副本線(待避線)です。
  
ホーム有効長……9両弱分(実質8両分)。
ホームドア………なし(2021年12月時点)。
ホーム幅…………標準レベル。両端も一定の広さが確保されています。
上屋(屋根)………端の一部に未設置箇所がありますが、8両編成も上屋内に収まります。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、モーニングライナーのチケット売場と専用乗車口(1・2番のみ)。
 
各ホームの中ほど上空に橋上駅舎があります。
「モーニングライナー」のチケット売場と乗車口(待機場)は1・2番線の成田空港方(手前側)にあります。
 
写真は3番線より京成上野方を望む。
 
 

3番線より成田空港方を望む。右から1番線~4番線の順です。
内側の2番線・3番線は直線で、見通しが良いです。
 
 

 

3番線より京成上野方を望む。
副本線が本線に合流する手前に、3番線(下り線)から2番線(上り線)への片渡り線があります。非常用で、臨時列車や試運転列車などが使用します。
この先、住宅街の中を南東へ走り、左へカーブすると一旦千葉市花見川区へと入ります。畑が混在する住宅地の中を南南西へ走ると今度は右へカーブして習志野市に入り、広大な畑作地帯を左手に見て、住宅地を右手に見て西南西へ走ると左側車窓も住宅地に変わり、やや難読駅名である実籾駅(みもみえき)へと至ります。
 
 

3番線より成田空港方を望む。
こちらは副本線が本線と合流した先に2番線(上り線)から3番線(下り線)への片渡り線があります。やはり非常用で、定期列車は使用しません。
この先、住宅街の中を北東へ走り、緩やかに右へカーブした後も住宅街の中を東北東へ進むと京成大和田駅へと至ります。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2021年(駅訪問の為)。          
  
2面4線の地平駅で、橋上駅舎を有しています。駅前は東口側の方が賑やかですが、どこか昭和レトロ感が漂っています。
  
鉄路のみで  
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。山手線~日暮里から京成本線快速特急or快速に乗車。 
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。東海道新幹線~東京から山手線などで日暮里へ。以降は上記と同じ。
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・あり (改札内に「ファミリーマート」、東西駅前に複数あり)   
飲食チェーン店・・・あり (店舗数は少ないです)   
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京成本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は八千代台駅でも途中下車してみて下さい!
  
(参考:京成電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)