画像は大阪メトロ御堂筋線の10系電車で、大阪市営地下鉄時代の2014年3月に撮ったものです。あら、ちょうど10年前だわ。

聞けばこの10系、2年前に運用から退いているんですってね。まだ現役で走っていると思っていました。中央線用の20系も新型の30000系や400系で置き換えが進んでるそうなので、それよりも早くデビューした10系の退役は自然なことなのかもしれません。

 

で、私が注目したのは10系そのものではなく、この列車の行く先。

今年の3月24日に北大阪急行の千里中央-箕面萱野間が予定通りに延伸開業されると、千里中央行きの列車は全て箕面萱野行きになり、長年親しまれた「千里中央」の行く先は消滅してしまいます。

 

箕面萱野駅からどれだけの利用客が乗ってくるかは未知数ですが、周辺に競合する鉄道が無いので(阪急箕面線の箕面駅はちょっと離れている)、そこそこ利用客は見込めると思います。そうなると面白くないのは千里中央駅を利用する人。今まで千里中央が始発だから、基本的には座って通勤通学が出来たものの、3月23日以降はそうはいきません。何駄感駄言って、千里中央-梅田間、千里中央-淀屋橋間は長いですよね。

 

「箕面まで延長せんでもええっちゅうに」というのが千里人の本音なんでしょうね、きっと。

ところで御堂筋線の行く先、中百舌鳥行きを「なかもず」と平仮名表記しているんだから、千里中央行きも「せんちゅう」にすれば良いのにって、前々から思っていました。だって、昔の阪神北大阪線だって天神橋筋六丁目行きを「天六」って表記していたくらいですから・・・。