前回のvol.17では寝台特急「北陸」と急行「能登」の並びをご紹介したが、その時の別カットを。

 

当時の北陸本線は国鉄型の車両を使用した列車がある程度存在したのでヘッドマークを掲出した列車も多かったが、既に北陸本線では絶滅し、地元の京都駅でも特急「ひだ」がキハ85系からHC85系に置き換わってからは絶滅してしまった。

 

徐々にヘッドマークを掲出した列車が減ってきているタイミングで列車も廃止されるという事で、この2列車のヘッドマークの部分だけを切り取ってみた。

 

↑無骨な車両を彩るヘッドマーク。これがセットで初めて「正装」という感じがする。

602M 急行「能登」/ 3002レ 寝台特急「北陸」 北陸本線 金沢 (石川県金沢市木ノ新保町) 2009.12.5

 

今でも新車でヘッドマークがある車両を作っているのはJR北海道とJR四国くらいか。同一形式で複数の列車に使用する場合、パッと見で何の列車か分かり辛いので不都合だと思うのだが、各社そういう方針なのだから、面白くないが仕方が無いのだろう。