せんげん台駅【埼玉県】(東武スカイツリーライン。2022年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
埼玉県越谷市北部、春日部市との境界近くに広がる住宅街の中に位置する東武伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】の急行停車駅で、駅近くには「せんげん台パークタウン」や「武里団地」といった大規模な住宅団地があり、中心市街地にある駅ではないものの、乗降人員が結構多い、
せんげん台駅 (せんげんだいえき。Sengendai Station) です。
 
 
駅名  
せんげん台駅 (TS 24)  
 
所在地  
埼玉県越谷市  
 
乗車可能路線  
東武鉄道:伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】  
 
隣の駅  
北千住方・浅草方………………大袋駅  
東武動物公園方・伊勢崎方……武里駅  
  
訪問・撮影時  
2022年8月  
 
 
駅概要 (2022年8月時点)   
駅形態……………地平駅(1967年開業)。
駅舎………………開業時以来の橋上駅舎(兼・東西自由通路)。西口に駅ビルあり。
出入口……………西口、東口。
バリアフリー……○(各出入口にエレベーター、上りエスカレーター併設)。
点字ブロック……各駅前広場~各出入口~改札~各ホームに設置。
駅前広場…………東西にあり(いずれもロータリーあり。

                        バスターミナル・タクシー乗り場併設)。
 
 

 

正面口に相当する西口です。東を望む。
西口には橋上駅舎の手前に5階建ての駅ビルがあり、東武系の商業施設「せんげん台トスカ」になっています。多くのテナント店舗が入居しています。
「せんげん台トスカ」の中3階フロアと橋上駅舎の改札階(2階)が同フロアです。階段と上りエスカレーターは「トスカ」に入らずに改札階へ行くことができます(出入口は右側にあります)。エレベーターは「トスカ」内を通る形になります。
駅ビル手前にはロータリーがあり、バスターミナルの乗り場はロータリー内外に設けられています。
 
 

 

西口駅前です。西を望む。
駅前はビル街で、商店が多いです。駅から離れると住宅街が広がっています。
駅西側には複数の住宅団地が開発されていて、せんげん台駅の乗降人員を押し上げていますが、近年は住宅団地の高齢化により乗降人員は減少傾向です。
約500m西には「せんげん台パークタウン」が、約300m北の春日部市域には「武里団地」があります。いずれも旧・日本住宅公団(現・UR都市機構)により開発され、今も5階建ての集合住宅が残っています。
尚、せんげん台駅は越谷市域にありますが、約300m北の新方川を越えると春日部市に入ります。そのため、せんげん台駅は春日部市民の利用も多いです。
また、約1.5km西には埼玉県立大学があり、約1.8km西北西の春日部市域には獨協埼玉中学校・高等学校があります。
これらの学校付近から西側の一帯には田園風景が広がっています。
 
 

 

こちらは東口です。上写真は西を、下写真は南西を望む。
東口に駅ビルはありませんが、出入口1階部分や周りにある小さな建屋にはテナント店舗が入居しています。
また、東口にもロータリーを有する駅前広場があり、バス停留所とタクシー乗り場が設けられています。
 
 

 

東口駅前です。東を望む。
こちらも駅前はビルや商店が多いですが、西口と同様に駅から離れると住宅街が広がっています。しかし、東口側の住宅団地は一戸建て住宅主体のものが多いです。
また、駅東側において越谷市と春日部市の境界は、新方川よりも北の方に引かれています。
約1.3km東の新方川北側には埼玉県立越谷北高等学校があります。
越谷北高校より東側には田園地帯が広がっています。
 
 

 

 

橋上駅舎2階にある改札口です。上2枚は南方向、下1枚は西方向を望む。
右方向(下写真前方)が西口、左方向(下写真後方)が東口です。西口側には「せんげん台トスカ」との連絡口があります(下写真右奥)
 
駅員配置…………あり(有人駅)。
自動改札機………あり(10通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………なし(窓口に近い右端自動改札通路が有人通路代用です。点字ブロック設置)。
幅広通路…………あり(一番右の通路。窓口前の部分は固定柵により通り抜けできません)。
窓口………………あり(改札窓口。右手前に出札窓口跡が確認できます)。
自動券売機………あり(改札口の右手前。ICチャージ可)。
自動精算機………あり(ICチャージ専用機も設置)。
トイレ……………改札内外(改札内は多機能トイレ併設。

                        改札外(東口駅前広場)は車いす対応トイレ併設)。
付帯設備…………AED(改札内)。飲料自動販売機・ATM(いずれも改札外)。
売店………………△(改札内に「ネスカフェスタンド」があります←閉店したかも)。  
コンビニ…………なし(最寄店舗は東口出入口前の「ファミリーマート」)。
 
そして1階にある各ホームとの間は階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれており、せんげん台駅はバリアフリーに対応しています。
 
 

下り3番線に設置されている、構内図や時刻表などと一体になった建植式駅名標です。電照式と思われます。
東武鉄道の標準デザインで、下部の矢印は東武スカイツリーラインのラインカラーであるオレンジと青が使用されています。
駅ナンバリング「TS 24」も併記されています。
ちなみに、駅名は平仮名ですが、「せんげん台」を漢字で書くと「千間台」になります。「浅間台」ではありません。
   
  

 

駅構造……地平駅。概ね南北方向。
配線………相対式ホーム2面2線。
 
左ホーム(東)は左から1番線・2番線の順でいずれも上り北千住・浅草・東京メトロ半蔵門線方面、右ホーム(西)は左から3番線・4番線の順でいずれも下り東武動物公園・久喜・伊勢崎・南栗橋方面です。
内側の2番線・3番線が主本線(通過線)、外側の1番線・4番線が副本線(待避線)です。
1・2番線から見て3・4番線は伊勢崎方(手前側)にずれています。
  
ホーム有効長……10両分少々(半蔵門線直通列車(急行・通勤急行)の停車に対応)。
ホームドア………なし(2022年8月時点)。
ホーム幅…………中ほどは標準レベル。両端は絞られて狭くなっています。
上屋(屋根)………全10両分に設置。1・2番の浅草方の端に

                        未設置部分がありますが、そこに列車は停車しません。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機。冷水器は使用停止の模様。
  
写真は2枚とも2番線より浅草方を望む。
 
 

 

2枚とも2番線より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。右から1番線~4番線の順です。
端の方はホーム幅が狭いです。
また、ホーム中ほどは橋上駅舎に覆われています。おそらく橋上駅舎は1967年開業時からのものをリニューアルしつつ使用し続けていると思われます。
 
 

2番線より浅草方を望む。
もう2駅先の北越谷駅までが複線区間で、それから先が北千住までの複々線区間になります。
せめて「せんげん台駅」まで複々線だったら……と思う人もいるかもしれませんw
この先、住宅街の中を一直線に南下し、大袋駅へと至ります。
 
 

2番線より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。
すぐ上り勾配になり、新方川を渡ると春日部市に入ります。その後は下り勾配で地平区間に戻り、左に武里団地を見ながら住宅街の中を北上します。そして左手の武里団地が途切れると程なくして武里駅へと至ります。
 
 
あとがき   
下車(乗車)時・・・1994年(親戚宅訪問の為)、2022年(駅訪問の為)。          
  
2面4線で橋上駅舎を有する、昭和の雰囲気を残した駅ですが、1994年当時はもっと古い感じでしたw 駅名は「せんげん台」ですが、初訪問時は周辺が平坦だったことに驚きました。駅周辺は住宅街で、大雑把に言えば西側は集合住宅が多く、東側は一戸建て住宅が多いです。駅前は商店が多く、正面口に相当する西口の方が賑わっています。
  
鉄路のみで  
新宿から・・・当日到達可、日帰り往復可。山手線~常磐快速線で、北千住駅から東武線の急行を利用。 
大阪から・・・当日到達可、日帰り往復可。品川or東京まで新幹線、上野東京ライン~常磐線で北千住下車。東武に乗換。
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・あり (駅の東西にそれぞれ複数あります)   
飲食チェーン店・・・あり (西口側の方が多いです)  
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、東武スカイツリーラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は「せんげん台駅」でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)