地味に私としては初の尺束ネタですね。

こんにちは!南クリです。

 東京都千代田区の東京駅と千葉県千葉市の

蘇我駅を結ぶ「京葉線」。現在走行する10両

編成の赤帯電車は大半がE233系5000番台です

が、1編成のみ209系500番台が存在します。

それがこのイケメン。ケヨ34編成です。

そもそもなぜこの209系が京葉線に残ることに

なったのでしょうか?きっかけは、かの有名な

迷列車E331系にあります。当時、故障が頻発

し、休車状態となっていた。E331系。その後継

として、新型車両のE233系5000番台が登場した

のは2010年の事でした。E233系は次々に201

系、205系、そして今回の主役である209系を

置き換えていきました。(尚、205系や209系

の一部が武蔵野線に転属したのはまた別のお話)

ですが ニート 休車状態だったE331系はなぜ

か置き換えられませんでした。そのため、一部

編成が検査や故障で運用を離脱したら予備車が

足りないという状態が発生。仕方なく209系を

一編成呼び戻した。とのことです。 (ちなみに

その後、E331系は2014年に廃車されました。)

 

では置き換えは?

現在、首都圏では209系やその同期の通勤電車

が置き換えられる傾向にあります。実際、209

系にも廃車が発生しているので、近々置き換え

が予想されます。 形式統一をする場合、やり

方は2つあります。1つ目は、何処かからE233系

をもらってくる。そして2つ目は新型車両を京葉

線に導入し、2形式を置き換えるというもので

す。

 

まず1つ目、現在、JR東日本ではたくさんのE23

3系が活躍しています。そのうち、E233系5000

番台と同一の規格で10両編成が走っている路線

は、

0番台 中央線

1000番台 京浜東北線

7000番台 埼京線となります。

 

このうち0番台では、グリーン車設置に伴うト

イレ設置改造がおこなわれています。そのため

転用は難しい...と思いました。ですが皆さんの

記憶にも新しい2020年。実は0番台が増備され

ているんです。しかもこの編成、トイレが設置

されていません。そのため転属はあり得るでし

ょう。

 また、1000番台は過去に川崎で発生した脱線

事故、7000番台は相鉄・相鉄直通線開業による

運用増加の影響でどちらかといえば編成が不足

気味なので転属はないでしょう。

 あと、E233系5000番台を新造する可能性も

ありますが、お金がかかる上、メリットも少な

いため行われる可能性は限りなく低いです。

 

ですが2つ目の新型車両にはメリットがありま

す。新型車両を仮にE235系2000番台とします。

同形式でE233系5000番台を置き換え、房総地

区(外内房線)に転属。そうすることで、209

系を置き換えることができます。

 

現在、日本の鉄道車両ではサイレント引退(事

前の予告をせず引退させる)が増えています。

記録はお早めに。

 

読んでくださりありがとうございました!