かつては全編成が奈良・京都・橿原線系統で活躍していた9200系ですが現在は1編成を残して大阪線に活躍の場を移しており、同線生え抜きの2410系等と連結して運用に入るのも日常的です。9200系はトイレが無いので大阪線では大阪上本町〜青山町間での限定運用になりますが快速急行から普通電車まで幅広く活躍し、来月16日(土)のダイヤ変更で廃止される10両編成の列車にも充当されます。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 4両単独で大和朝倉行き区間準急に充当される9200系です。1両だけ車体構造の異なる車両が組み込まれていますがこれは9200系が当初3両固定で造られ後から4両固定化されたためで、鋼製車の3両とアルミ製の中間車1両の編成になっています。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 撮影した9200系はFC53ですが大阪線では4両単独で運用に入ることも多く、大阪方先頭のク9300形が顔を出すのも日常的です。トイレ無し車両による4両編成の優等列車は区間準急のほか急行でも見られますが様々な形式が充当されるため見応えがあり、撮影する楽しみがあります。