【鉄道関連ニュース】災害で運休中の路線について | みんみんの「鉄道乗りつぶし」

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元旦の能登半島地震によって運休していた「のと鉄道」の七尾駅⇔能登駅間が運転再開しました。

復興が進んでいる証とも言えますし、何よりも地元の方の「足」ですので喜ばしい限りですね。

 

  復旧? 廃止?

今朝の日経朝刊でご覧になられた方も多いと思いますが、こんな記事が出ていました。

 

現在豪雨災害で運休中の路線が全国に約10路線ほどあるらしいのですが、その一つ「津軽線」の蟹田駅⇔三厩駅間を復旧させるか否か?という話題。

 

JR東日本が地元自治体と打ち合わせた話です。

復旧させるかどうか沿線自治体と対話したとのことですが、自治体によって賛否は二分

 

沿線自治体の今別町側は今般の能登半島での地震による状況を鑑みてか「災害による津軽半島の孤立化を防ぐには鉄路も必要」と復旧賛成派。

今の能登半島の状況を見ると、少しずつ道路も復旧しているようですが、このほど「のと鉄道」が運転再開したことで飛躍的に孤立からの脱却が進んだとのことです。

道路か鉄路かどちらか一つだったら、孤立からの脱却は時間がかかりますし、お互いのバックアップが必要でしょう。

 

このため今別町側は「復旧派」に立ったものと考えられます。

今別町は津軽半島の先っぽですからね。

 

一方、今別町の南側に位置する外ヶ浜町の言い分は「運賃が大幅に高くならず本数がすごく減らなければ、列車にこだわらない」

というもの。

 

JR東日本側は「只見線」復旧の経験があることから、復旧させるには沿線自治体の「金銭的支援」を期待していたものと思いますが、意見が二分し困惑。

 

実はこの区間、運休前からオンデマンドタクシーの実証実験が行われており、それが地元の方の受けがよくて、津軽線離れに拍車がかかっていたという実態があります。

 

なので外ヶ浜町側は金銭的支援をするくらいなら、地元住民に受けの良いオンデマンドタクシーで十分と考えたのだと思われます。

 

沿線自治体の思いが二分している状況の中、JR東日本側はどちらに舵を切るのか?

 

このブログでも何度も書いていますが、国鉄であれば即刻復旧を求められますが、今となってはJR東日本=「官」から完全に独立した民間企業。

ステークホルダーの手前、不採算事業にはテコ入れしていく責務があります。

出血は止める必要があります。

 

沿線自治体が100%復旧を望んでいないのならば、金銭的な要素も含めて復旧はほど遠いでしょう。

 

と以上は経営者目線で書きましたが、一人の乗りつぶしマニアからすると、ぜひとも「復旧」してほしい次第ですてへぺろ

 

 

 

 

 

 

 

 

おやすみ~zzz