函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その22・寄り道ルートの銀山駅へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その21からの続き

 

-銀山(12:27着)-

 

 

時折雷鳴を聞こえる雨の中、稲穂峠を越えました。

 

道道1022号に合流。

こちらは本当の4桁道道。

 

これで1キロあまりのショートカットに成功。

銀山駅へ向かうべく南へ進みます。

 

 

 

まもなく道は緩やかな登り坂に。

 

 

 

少し登ったあとは下り坂。

 

 

 

坂を下りきると周囲が開けました。

ここから先は銀山地区です。

 

 

 

銀山地区に入ったとはいえ、銀山駅はまだまだ先。

平坦な直線路をとにかく南東へ進みました。

 

南に進んでいるはずなのに、小樽まで44kmでたどり着けるらしい。

どうやら赤井川村経由で国道393号に入るルートみたい。

 

 

 

民家が少し増えてきました。

ここから先が銀山地区の中心部。

 

地区全体の人口は500人ほど。

そのうち350人ほどが中心部の銀山2丁目に集まっています。

 

 

 

このあたりが中心部のはずですが、

市街といえるほど民家が密集しているわけではありません。

 

 

 

銀山駅へ向かうべく道道を右折。

駅は正面の丘を少し登った場所にあります。

 

 

 

水田の向こう側に銀山小学校。

昨年度の児童数は41人とのこと。

 

 

 

丘に近づくと登り坂が始まりました。

峠を下ったあとに駅へアプローチするためにまた登らせるのがヤラシイ…。

 

 

 

坂はだんだん急に…。

 

左手の櫻ヶ丘学園は児童養護施設。

ルーツは終戦直後まで遡るんだそう。

施設内に学校があるわけではなく、近隣の学校に通学しているとのこと。

高校生は銀山駅から列車通学しているそう。

 

 

 

坂はさらに急になりました。

 

右手の商店では銀山駅の乗車券(常備券)が販売されています。

せっかくなので倶知安までの乗車券を買ってみました。

 

 

 

道の突き当たりまで進むと、ようやく銀山駅が見えました。

道道からここまで70メートルくらい登ってきた。

 

 

 

銀山駅に着きました。

周辺にあった銀鉱山の積み出し駅となったことが由来とのことですが、

背後にそびえる山の名前も銀山。

 

5年前調査の1日平均利用者数は30人あまり。

周辺人口と駅の立地の割には結構利用されているような気がする。

 

 

 

ホームは2面2線。

山の斜面にホームがへばりついているような格好で、

ホームからは眼下に広がる銀山地区を眺めることができます。

 

 

小沢駅から銀山駅までは約20kmの道のり。

4時間以上かかってようやく着きました。

空が少し明るくなったかな?

 

 

その23へ続く

 

 

共和町・仁木町境界付近のGPSログ(1/40,000)です。