定期運用離脱間近の、255系しおさいで調子にやって来ました。ここからは「念願の」銚子電鉄沿線をぶらぶらしたいと思います。
ここ銚子駅からも乗れますが、25分ほど時間があるのと、1日乗車券を買いたいので、隣のの仲ノ町駅まで歩きます。1駅歩く、といっても10分も掛かりません。
5分ほど歩くと、銚子電鉄の線路が見えてきました。おっと、なんと架線柱が木!我が一畑電車でも鉄製なのに。(笑)
木造の架線柱は熊本電鉄でも見たことがありますが、「これで大丈夫?」と思っちゃいますね。架線は直接吊架方式のようです。まあ、スピードは路面電車並みですし、コストは安いはずなので、理にかなってますね。
仲ノ町駅には車庫があり、2000系とデハ1002がお休み中。デハ1002はすでに引退済み、ということでだいぶ汚れています。
デイタイムは基本1編成が銚子~外川を行ったり来たりのようで、ラッシュ時のみ2編成になるようです。
(逆光ですが・・・)こちらが仲ノ町駅の駅舎。銚子電鉄の本社もこちらに入っています。
こじんまりとしていて、歩いていると普通に見過ごしそうです。(笑)
駅舎内は・・・見事に時が止まったようないで立ち。昭和レトロ好きの私としては、とっても胸熱いスポットですねぇ。
大村崑さんのオロナミンCの看板、昭和レトロ施設には必須アイテム。
この駅でもグッズ販売を行っています。もっとも、駅員さんにオーダーしなきゃいけないので、コミュ障にはしんどいです。
運賃表は手書きです。改正日時に「R」と書いてあるので、ちゃんと更新されています。
売るものなくなってきたので・・・とか、自虐大好きな銚子電鉄。いや、私は好きですよ。(笑)
そういえば、昔TOKIOが出てた「鉄腕ダッシュ」で「乾電池で電車はどこまで走れるのか?」ってのを銚子電鉄でやってましたね。その後、畜電池車が登場し、ホントに「電池で電車が動く」時代になったのは感慨深いです。
(あの頃の鉄腕ダッシュ面白かったなぁ。今だとコンプラガ~とか言われそうだけど。)
おばあちゃんちにあるような柱時計も、いい味出してます。
みんな煎餅買ってくれたんですね!(笑)
動力は電気だとは思いますが・・・
今回使ったのは「弧廻手形」という1日乗車券。往復するだけで元が取れますし、周辺施設の優待があるのでいいですね。銚子駅で売ってないのがネックですが、車掌さんから購入も可能っぽいので、銚子からでも使えます。
ホームに来てみました。国鉄チックな駅名標。後付けのナンバリングが浮いてます。
銚子電鉄は駅名のネーミングライツを売り出しており、ようわからん駅名になっています。
やきいもをホームで焼いてる鉄道会社は・・・ここだけでしょうね。(笑)
ホームは1面1線、乗り場部分だけ嵩上げされた、バリアフリーとは一線を画す仕様です。そこが昭和レトロであるといえば、そうなのですが。
2000系電車と車庫がよく見えます。車両見学もできるようですが、訪問日はやってませんでした。
それでは、やってきた3000系電車に乗り込み、銚子電鉄の旅を始めましょう!