広島駅【広島県】(在来線の山陽本線、芸備線など。2008年~2013年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 

 

今回の『駅【アーカイブ】』シリーズは、
広島県広島市南区の市街地に位置する、山陽本線、芸備線、呉線、可部線が集まるターミナル駅で、山陽新幹線、広島電鉄(路面電車)との乗換駅でもあり、多くの乗降客で賑わう、
広島駅 (ひろしまえき。Hiroshima Station) です。  
 
尚、今回の記事は在来線駅のみ紹介いたします。
アーカイブ版なので、写真は駅改良工事が本格化する前の2008年~2013年撮影で古いです(大半が2008年撮影)。
改良工事中の広島駅の記事につきましては、後日簡易版にてUPいたします。
ご了承下さい。
  
  
駅名  
広島駅 (駅番号導入前の駅を紹介する記事なので、駅番号は省略)    
 
所在地  
広島県広島市南区     
 
乗車可能路線  
JR西日本:山陽本線(福山方面岩国方面)、芸備線、(可部線列車)、(呉線列車)  
 
隣の駅  
山陽本線 (呉線可部線)  
岡山方・神戸方……天神川駅     
下関方・門司方……新白島駅       
 
芸備線  
備中神代方…………矢賀駅  
  
乗換可能駅   
JR西日本:山陽新幹線(新大阪方面博多方面)……広島駅まで徒歩5分  
広島電鉄:本線、(皆実線【比治山線】電車)……広島駅停留場まで徒歩5分  
  
訪問・撮影時  
2008年~2013年   
  
 

 

当時の広島駅は南口側に6階建て(?)の駅ビルを構えていました。駅ビルは商業施設「ASSE」として営業していました。
1階に南改札口(乗車口と降車口が別々)があり、2階には跨線橋直結の駅ビル口が地下にも地下通路直結の地下乗降口がありました。
現在は駅ビルが解体されており、新しい駅ビルが建設中です。
手前には駅前広場があり、バスとタクシーのロータリーは分けられていました。
上写真は北西を、下写真は北を望む。
 
 

南口駅前広場の南東側には広島電鉄(広電)の広島駅停留場があります。
紙屋町などの繁華街、原爆ドーム方面へは広電のご利用が便利です。
南東を望む。左に広島駅があります。
 
 

南口駅前です。2013年、南西を望む。
駅前は市街地で、右にはデパートの「福屋」があります。
左には現在、タワーマンション併設の複合ビルが建っています(「ビックカメラ」などが入居)。
奥へ延びる駅前通りには将来、広電の線路が中央を走るようになり、駅前で高架になって新・広島駅ビル内まで乗り入れます。
また、約1km南東のJR線沿いには広島東洋カープの本拠地であるマツダスタジアムがあります。
 
 

こちらは北口に相当する新幹線口です。南西を望む。
高架3階に新幹線ホームがあり、高架下2階に新幹線改札口と在来線乗降口が、1階or地下1階に地下道直結の北乗降口がありました。
当時は地下自由通路で南北が結ばれていましたが、現在は2階の南北自由通路での連絡となっています。
新幹線口にも駅前広場が整備されています。
 
 

新幹線口駅前です。北を望む。
現在は駅前の再開発が進行しています。
こちらも駅前には商店が多いですが、駅から離れると住宅街が広がっています。
丘陵地も駅近くまで迫っています。
 
 

南口駅ビル1階にあった南乗車口です。北方向を望む。
右手に南降車口がありました。現在は乗車・降車が統合されています。
『ICOCA』対応の自動改札機が導入されています。
右手には自動券売機と『みどりの窓口』がありました。
改札の先は1番のりばで、他のホームや北側の改札口とは跨線橋と地下道で、新幹線のりばとは跨線橋で、それぞれ結ばれていました。
当時より跨線橋にはエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応していました。
 
 

山陽本線の駅名標です。2008年撮影。
当時は下部がJR西日本のコーポレートカラー(青)で、駅ナンバリングも未導入でした。
右上には特定都区市内制度における広島市内駅であることを示す「広」マークが表示されています。
 
 

呉線の観光列車『瀬戸内マリンビュー』用に設置されたイラスト入り駅名標です。
原爆ドームのイラストが描かれています。
右には呉線沿線の観光案内図が設置されています。
 
 

在来線の広島駅は単式ホーム1面・島式ホーム3面、そして島式ホームのうち1面の神戸方(手前側)に切欠ホームを有する計4面8線の地平構造です。
左から1番のりば~9番のりばの順で、6番のりば(中線)は欠番、9番のりばの神戸方には切欠ホームの8番のりばがあります。
9番のりばの右は高架の新幹線ホームです。
1番~7番のりばは主に電車が使用し(山陽本線、呉線、可部線)、8番・9番のりばには芸備線の気動車が発着します。
また、1番のりば神戸方の左側は切欠ホームの痕跡が見られます(写真左)。かつては切欠ホームに廃止された宇品線の列車が発着していました。
1番のりばより門司方を望む。
 
 

こちらは7番のりばより神戸方を望む。
現在、ホーム中ほどは橋上駅舎に覆われて薄暗くなっています。
 
 

1番のりばより山陽本線・神戸方、芸備線・備中神代方を望む。
少し先で山陽新幹線と芸備線は山陽本線から左へ離れます。また、呉線列車は海田市駅まで山陽本線を走行します。
 
山陽本線はこの先、宇品線跡が右へ離れ、右手にマツダスタジアムを見ると同時に上下線が離れます。そして上下線間にある広島貨物ターミナル駅を右手に見ながら東南東へ走ると天神川駅へと至ります。
 
一方、芸備線は山陽本線の左側を並走しながら東へ走り、広島貨物ターミナル駅前に差し掛かると左へカーブして山陽新幹線をくぐり東区に変わります。その後はJR貨物の広島車両所への出入庫線、高架の山陽新幹線・博多総合車両所広島支所への出入庫線と並行して住宅街の中を北北東へ走ると矢賀駅へと至ります。
 
 

7番のりばより山陽本線・門司方を望む。
駅構内西側で山陽新幹線の高架橋は一旦右へ離れます。また、前方の陸橋より先は東区です。
この先、市街地の中を右へカーブしながら北西へ走ると山陽新幹線をくぐり、以後はしばらく並走します。その後は左へカーブして京橋川を渡ると中区に変わり、盛土高架区間で左へカーブして白島の市街地を走ります。そしてアストラムラインを乗り越すと(現在はこの場所に新白島駅があります)旧太田川(本川)を渡って西区に入り、盛土高架区間で左へカーブしながら市街地を走行します。そして進路を西に取ると可部線の線路が右へ分かれ、横川駅へと至ります。可部線ホームは若干離れています。広島電鉄横川線と乗換可能です。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・1999年~2013年 (それ以降にも下車しています)          
 
当時は南北自由通路や橋上階の改札など存在せず、在来線ホームも昼間は今より明るかったですが、人の流れが分散しにくかったため、南改札口に人が集中しており、自動改札機導入前は出口と入口の場所を分けていました。
駅構内は広く、南側に古びた駅ビルがありました。
駅前は市街地ですが、繁華街から離れているため賑わいはイマイチでした。
  
鉄路のみで  
東京から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。東海道・山陽新幹線利用。 
大阪から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。山陽新幹線利用。
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり    
飲食チェーン店・・・あり      
 
東京からの到達難易度がやや高いですが、広島シティネットワークの在来線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は広島駅でも下車してみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、Google地図、Wikipedia)