函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その19・かつての分岐駅、小沢駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その18からの続き

 

-小沢(7:50着・8:05発)-

 

 

国道5号を進み、倶知安峠を越えて共和町に入りました。

 

国道の簡易休憩施設を通過。

休憩施設といっても駐車スペースしかありませんが、トラックが結構止まっていました。

 

 

 

一桁国道の自覚を疑う狭い路肩にヒヤヒヤしながらも、

ようやく集落が見えてきました。

 

 

 

ここは人口20人ほどのワイスという集落。

 

ちょうど倶知安行きの路線バスとすれ違いました。

外から見た限り、高校生が結構乗っていました。

 

 

 

バス停の先にあったのがワイス温泉。

 

昨日はここで泊まろうかとも思いましたが、

寄り道不可の鬼行程になりそうだったのでやめました。

…札幌まで6日間で歩くつもりだったら、ここに泊まったかも。

 

 

 

そのまま国道を進んで小沢地区に入りました。

 

 

 

共和町は「らいでん」ブランドが有名で、

とくにスイカの生産が盛んとのこと。

 

小さく原子力の日と書かれているのが、

原発が近くにある町らしい。

 

 

 

小沢市街の手前で線路をオーバークロス。

 

 

 

跨線橋から小沢駅構内がよく見えました。

 

 

 

小沢市街に入りました。

 

小沢地区の総人口は300人ほど。

市街は比較的コンパクトです。

 

 

 

あっという間に駅近くの交差点にさしかかりました。

 

 

 

駅前通りに入ると、駅が正面に見えました。

静かな駅前通りですが、民宿があります。

 

 

 

小沢駅に到着。

5年前調査の1日平均利用者数は30人ほど。

 

読み方は「おざわ」ではなく「こざわ」。

飯田線に「伊那小沢」という駅がありますが、あちらも「こざわ」。

 

 

 

ホームは1面2線の島式。

かつては写真左側、駅舎に面してもう1つホームがあり、

1985年に廃止された岩内線の列車が発着していたとのこと。

 

岩内線は小沢駅から分岐し、

共和町を横断して岩内駅まで結んでいました。

最盛期は札幌方面に直通する列車もあったそうですが、

末期は倶知安への送り込み便を除いて全列車小沢駅発着だったそうです。

先ほどすれ違った路線バスは、岩内線の代替バス。

 

古びた跨線橋と線路左側の空間が往時の姿を物語っていますね。

 

 

 

次の駅は稲穂峠を越えた銀山駅。

線路沿いを歩くことはできないため、大回りを強いられます。

予想歩行距離は20km弱…。

 

 

 

雨はすっかり止んで道路も乾いていますが、

これから前線が通過する模様。

本当は通過を待ちたいところですが、待っていると日が暮れてしまう…。

 

すでにちょっと暑いですが、

レインウェアは着たまま歩きたいと思います。

 

 

その20へ続く

 

 

小沢駅南側のGPSログ(1/40,000)です。