鉄道コレクションの神戸電鉄シリーズは、ブラインドパッケージの第21弾で1350形(デ1353+デ1354)とシークレットの1050形(デ1060)に始まり、最新製品の2000形・5000形まで次々と製品化されてきました。かつて、神戸電鉄主催の神鉄ハイキングに参加した際に、神鉄三田駅前の2階プロムナード(ペデストリアンデッキ)から実車を眺めて(→こちら)以来、気になる存在となり、初回製品の第21弾から発売される製品を順次購入し、製品になかった他形式に加工する等して保有車両の内でも一大勢力を誇るようになりました。点検を兼ねて全車両を取り出してきました。

 

発売順ではなく、形式順に並べてみました。

左側から、1050形1両(非冷房1060),1070形2両(改造品:1076・非冷房1074),1100形3両(1117F),1150形メモリアルトレイン3両(1151F),1150形3両(改造品:1153F

 

左側から、1300形2両(非冷房1309F),1350形2両(1353F),1370形2両(改造品:1371F),2000系3両(2001F)です。

 

KATOのブックケースに、CASCOの19m級対応12両ウレタンを入れたもの(上段2箱)とKATOの20m級7両用ウレタン(下段)に収容しています。

 

上記でアンダーバーを付した改造車両は、全て1350形(3扉冷房車)をベースに加工した物です。2022年に発売された1000形4両セット(1074+1153F)の1153Fは、改造済編成と重複していることから未整備で保留、これ以外に加工材料として1100形3両,1300形2両,1350形3両を保管してあります。

即ち、整備済みの稼働車両21両、未整備車両3両、保管車両8両の計32両となります。

 

稼働車両21両と一言で済ませましたが、実はこの中に仕上げ作業の済んでいない仕掛り車両が混在しています。これを何とかせねばの思いもあり、今回の投稿に至りました。傷跡の生々しい2両を代表として登場させます。

1350形2両を切り継ぎで作った両運転台の1070形です(→こちら)。最も重症な車両で、側板の切り継ぎ跡が痛々しい状態のままで、屋根板も同様に継ぎ目が目立っています。

 

1070形を作った際の残材を接合したサ1252です(→こちら)。側板の継ぎ目以外にKマークの痕跡、屋根板では継ぎ目や寸法合わせのために挿入した白色プラ板、クーラー移設に伴う取付穴跡など補修が必要です。

 

手持ち車両で塗装の変遷に並べてみました。更に2色存在するのですが、所有していません。鉄コレで製品化されていながら購入しなかった車両(1151編成の従来塗装3両セット,1350形4両セット,同左メモリアルトレイン,1000形5両セット,5000系4両セット)以外に、マイクロエースで製品化されたウルトラマンこと3000系4両編成も持ち合わせていません。残るは現行の新造車6000系/6500系となりますが、そのうち鉄コレでも製品化されるのではと思います。

 

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神戸電鉄 鉄道コレクション第21弾に絡んで