みなさんこんにちは。前回からの続きです。




断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。門真市にて。



事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。

「大阪モノレール」ホームページより。



地点。JR高架の南側へとやって参りました。この日は午前中に足を運んだのですが、高架の北側からクルマが連なるという状況。


もともと交通量が多い道路ですので、朝夕はやはりここで詰まってしまうようです。

しばらく、これは続きそうな感じがします。



地点、「河内寺島東」交差点に出て来ました。混雑する原因というのは、ここで東西に交差している「府道168号線(石切大阪線)」


これを大阪市内方面に向かうと、蒲生四丁目(大阪市城東区)と鴫野(しぎの、同)付近や「JR京橋駅(同都島区)」を経て「大阪ビジネスパーク」の北端を通過。グーグル地図より。


さらに片町(同)から天満橋(同中央区)へと至り、その先は「土佐堀通」となって淀屋橋(同)にまでつながっています。つまり「御堂筋」まで一本で到達出来る、便利な道路です。


こちらも交通量が多いために、交差するここはやはり混み合ってしまいます。


さて、交差点の付近を観察していますと、中環の中洲の様子が変わっています。

前回では確か、バリケードはなかったような。


ここを渡ってみます。この交差点で向こう側に行くのは、このシリーズでははじめてのこと。



地点。中洲側(西側)の車線、それも2車線が封鎖されているではないですか。

JR高架から交差点までのこの区間、本来の車線を東側(画面右側)にずらすという工事が昨秋あたりからはじまっていたのですが、これが年明けに完成していたのでした。


その傍らでは、整地された用地の計測をされる関係者の方の姿。


この封鎖されている2車線と、整地途中の場所には「仮称・鴻池新田駅」が設置されます。

ということは、いよいよ駅施設の建設がはじまるということになりましょうか!


JR高架の北側から。
季節は冬ですので立ち枯れてはいますが、ここは長年、樹木が茂り放題だった未活用の用地。わたしが知る限りでは、昭和の頃からなににも使われることはありませんでした。


長年放置されて来たこれの南側がついに切り拓かれた、ということなのでした。手入れもされずもの悲しげさえ思えた雑木林でしたが、ここに駅が出来るとは。感慨深いものがあります。



ちなみに公式ホームページのイメージパースには「鴻池新田駅」の文字が加わっていました。


重厚な駅舎が鎮座することになる、まさにこの場所がそうです。「大阪モノレール」ホームページより。



さて、この先どのようになるか。楽しみです。JR車中より。


バリケードの前から、交差点南側を望む。

南側でも、2車線を封鎖しての工事が進められていました。駅を出て高度を稼ぎつつ、奥の「近畿自動車道 東大阪北インター」流出路を跨いでモノレールは南へと延びて行きます。


年が明けて一気に、このJR高架南側での動きは活発になった感があります。

次回に続きます。
今日はこんなところです。