伊勢奥津駅

三重県津市にある駅です。

名松線の終着駅です。

元々名松線は張と阪を結ぶ路線として計画されましたが、参宮急行電鉄(現:近鉄)が先に開通させたため、山間の当駅が終着駅となりました。

伊勢奥津駅と名張駅を結ぶ路線バスが運行されていましたが、現在は廃止されました。

仮に名松線が計画通り完成しても沿線人口が少なすぎるため、もしかしたら路線バスと同じ運命を辿ったかもしれません。

 

乗り入れ路線

・名松線

 

駅舎。平屋建ての木造駅舎です。

2005年に改築されたもので、地区の公共施設も兼ねているため大きな駅舎となっています。

訪問当時家城から伊勢奥津は災害により不通となっていたため、代行バスが運行されていました。

駅舎内。臨時の窓口が設置されていますが、基本無人駅です。

ホームは1面1線。

まだ不通の状態だったため、ホームへの立ち入りは制限されていました。

車止め部分。

未成線の場合駅から少し離れた所で線路が途切れている場合が多いですが、当駅はホームとほぼ同じ位置で線路が途切れています。

駅構内には給水塔が残されています。

昔はもっと駅の構内が広かったようです。

 

訪問日:2013/03/31